窓周りの断熱補強

高性能な窓を使えばそれで良いかといえば、実はそうでもありません。

窓は性能の良いガラスの部分と、性能の悪い枠の部分に分かれます。

そして日本の窓はサッシのつばで固定すると言う施工の特質上、枠周囲からの熱損失がかなり大きいです。

その為、本当にレベルの高い断熱施工をしようと思ったら、窓の断熱補強が必要になります。

サッシの外側は付加断熱に加えてつばの幅分にも断熱補強を。これで将来の窓の交換と断熱補強を考慮した窓の施工になりました。

外側、内側それぞれに断熱補強を施すことにより、窓からのコールドドラフトや結露を更に軽減させることができます。

サッシ内部、つば周りの断熱補強
窓枠との隙間、ここにも断熱補強。
下地胴縁の裏まで断熱をぎっしり入れていきます。

サッシの外部側で通常+3工程、サッシの内部側で通常+3工程。これで国産樹脂窓の枠周りから漏れる熱を9割方減らせます。

窓部分の熱橋の事をψinstallと呼んだりします。日本では言葉すら聞いたことがないと言う人ばかりだと思いますが、高断熱住宅もレベルが上がるとこう言うところから漏れる熱が致命的になります。

難しく手間のかかる施工をいつも快くやってくれる大工さんには本当に頭が下がります

稲沢W様邸

離れの新築が進んでます。

本日は基礎コンクリートの打設。

コンクリート打設の前に型枠の検査をさせて戴きました!

I様邸進んでます

岐阜市のI様邸、サッシが取り付きました

大きな窓は対角の寸法も測りながら、水平垂直がずれない様に取り付けます。

ビス一本も丁寧に、慎重に。

1mmずれても棟梁は納得出来ません。

屋根の断熱工事も同時進行。

グラスウール換算で350mmの断熱材です。

サッシを納品してくれた業者さんに世間話ついでに、高性能サッシの売れ行きについて聞いてみました。

いやあ、真面目にこんな性能の高いサッシを使ってるのって、凰さんくらいのもんですよと。

お客様に最初に説明するのは高性能サッシ。だけど実際に現場に取り付くのは安いサッシ。

何でこんな事が日常茶飯事に起きてしまうんでしょうね??

岐阜高専で建築学科の非常勤講師をしております。

この4月から、母校でもある、独立行政法人 国立高等専門学校機構 岐阜工業高等専門学校にて非常勤講師を務めております。

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お世話になった中谷先生が信州大学に転任されましたが、後任の先生が決まらず、ピンチヒッター的な扱いでのお仕事です。

3年生から5年生まで、3学年に対して1科目ずつ、受け持っております。内容は建築環境工学と建築設備工学になります。

高気密高断熱住宅というのも、建築環境工学が土台にあります。住宅を建てる実務者の方や家を建てようとされる方にはには分かり易くQ値とかUA値と説明しますが、

高専で教えるのはそのもっと前の原理原則です。パソコンで例えると、住宅の実務者さんに教えるのはエクセルの使い方です。

そして、学生さんに教えるのはエクセルというソフトのつくり方です。そのくらいの原理原則から話していきます。

彼らが住宅業界に来てくれるか、そもそも建築業界で活躍してくれるかどうかも分かりませんが、教えている内容は、そんじょそこらの大学でやっている事よりも高度だという自負はあります。身に付けた事を活かしてほしいなぁと思います。

では、汚い事で有名な板書をご覧いただきたいと思います。(笑)

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大火災

昨日、岐阜市芥見南山にて火事がありました。

市議会議員の谷藤さんがフェイスブックで上げていただいておりましたが、かなりの大火事でした。

私も消防団員として駆けつけ、消火活動のサポートをしておりました。

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今朝の岐阜新聞にも載っていましたね。

記事で書かれております、蒲さんと娘さんの安否確認を受け持っておりましたのが、実は私でした。

記事ではあまり燃えていないような写真が使われておりますが、

私が現場に到着した時には

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こんな感じで、建物の姿が見えませんでした。

建築と防火防災は密接な関係があります。

「火に強い建物を」と口で言うのは簡単です。しかし、住宅を設計する人のほとんどは、こういうリアルな火事場を経験したことはありません。

教科書には書ききれませんが、現場で火の燃え広がり方を見ていると、これは注意しなければいけないなと思うポイントが沢山出てきます。

また、建物の防火対策は新築時において厳しくチェックされますが、実は本当に防火対策をしなくてはならないのは、そこではないんですよね。

今年は特に火事が多かったので、強く感じました。

沢山の火事場を見て来た設計士だからこそ言える、火事に強い家づくりのポイント。ご来場いただけた方にはお伝えいたします。

気になりましたら是非お問い合わせフォームから、ご相談くださいませ。

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