災害時の備蓄は大丈夫?建物の備えは出来ていますか?

皆さま、あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

凰建設株式会社 工事部の山下です。

医療従事者の方々や介護のお仕事をされている方などいつもありがとうございます。

私たちが忘れてはいけないことは”当たり前だと思ってはいけない”ことです。

年末年始で世間は連休ですが働いてくださる方がいらっしゃるから私たちは不自由なく生活することができています。

言葉では伝えきれないほどの感謝です。

本当にありがとうございます!!

ご無理をなさらないでくださいね🤲


先日の地震は大変驚きました。

まさか年始から来るとは思っていませんでした。

緊急地震速報が発令された際にどう行動ができるのか?

津波が来ると言われた際に沿岸を見に行くことは無いか?

もしもの時にどう行動ができるのか?が必要になります。

能登半島の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

1日も早く平穏な日々が戻ることを祈念しております。


本日は災害時のためにして置くと安心な備蓄について

災害が起こった際、ライフラインが止まってしまう恐れがあります。

ライフラインとは電気・水道・ガス・通信設備 などをいい私たちの生活には必要不可欠なものになります。

電気は止まってしまう恐れがあるのでスマートフォンを充電する為に予備のモバイルバッテリーを持っておく事や明るさを得るために懐中電灯もあると良いです。

乾電池もいくつか備蓄しておくと安心です!

※モバイルバッテリーは満充電されていますか?

通信設備などではスマートフォンから情報を収集することができますが、デマが流れてくる恐れがあります。

どの情報が正しいのか?間違った情報には気をつけなければなりません。

小型でも良いので『ラジオ』もあると安心です。

大災害が起こると地域で炊き出しを行ってくれることがあります。そういった情報を得る事もとても大切になってきます。


次に水道や食品について

一般的に3日分の備蓄をしていると良いと言われています。

3日分の備蓄をすると考えると・・・

飲料水は最低でも1人あたり1日3リットルが必要となってきます。

ということは、1日で2Lのペットボトルが2本あると安心です。

3日分と考えると2Lのペットボトルが5本(6本)あると安心です。

1人1箱(6本入り)を備蓄しておく必要があるという事ですね!合計で12Lあると良いです🙇

簡易浄水器もあるとさらに良いです!!

川の水など飲みたいけどお腹を壊してしまいそうで飲まないですが『浄水器』があると飲めたりします。

生きていく中で水は必須なので備蓄は大切ですね。

食料品では、ビスケット・チョコ・乾パンなど長期保存が可能なものが良いです。

レトルトご飯・食品、缶詰(サバ缶やシーチキンなど)、カップラーメン、プロテインバーなど

なるべく多めに買っておくと安心です。

非常時に私の分は?少ししか食べてないとなる恐れがあります。

非常時は不安もありピリつく場合があります。

あの時買っておけばよかった・・・

とならないように、余裕を持っておくと安心です。

私の家は備蓄しているから大丈夫!と思っていても賞味期限切れになっていないのか?確認をしておくと良いです。

おすすめはローリングストックです。

一定量の食料品を備蓄してある中から日常生活で少しずつ消費しながら新しいものを買い足していく方法になります。

備蓄の方法は各ご家庭様々だと思われます。

ご参考程度に。


その他に非常用のトイレです。

給水が止まると汚物を流すことが出来なくなってしまいます。

飲料水で流すと考えると相当の水を備蓄する必要があります。

となると、非常用のトイレを備蓄しておくのも良いと思います。

非常用トイレに排泄し終わった後に、『凝固剤で固めるタイプと吸収するタイプ』があります。

この他にも種類は多々あります!!

日常生活で1日あたりトイレに行く回数を5回とします。

5回分を3日分とすると15セットなければならない。一人で15セットいると考えると相当の量が必要です。

一家族3人で住んでいる。

3人分×15セット(3日分)となると45セット必要になります。

ホームセンターでは防災コーナーが大きく展開されている所を見かけます。

あ、こういう商品もあるよ!ほんとだ念の為買っておく?となると嬉しいです。

災害はいつ来てもおかしくありません。

早め早めの対策と備蓄をお願いいたします。

災害が起こった際にバタバタして買いに行っても在庫は欠品している可能性があります。

今回の地震は液状化現象が起きていました。

液状化現象とは、土地が地震によって揺れると水分が含まれた土が一時的に液体状に変化する現象のことをいいます。

建物や構造物の安定性に大きな影響を与えてしまい、地盤の沈降や傾きなどが起こる可能性があります。

地震の影響で浄化槽が地面に飛び出してきている写真など被害に遭われている物を多く見ました。

復旧までに時間を要してしまう場合、下水を流せないのでトイレが使えない。

そうなると非常用トイレの備蓄は多めに必要になります。


次はタンス・棚などが転倒してくる恐れがありますので家具の固定をする事です。

L型の固定金具を取り付けたり突っ張り棒で倒れてこないようにしておくと安心です。

下地がいるか不安だなぁという場合はお気軽に弊社にお問い合わせください!

万が一 災害が発生した場合、避難場所(家族が集まる場所)や各家庭の防災用品が置いてある場所を再度、ご家族みんなで確認してみるのも良いかもしれませんね。

備えあれば憂いなし!です!!


最後にまとめです。

1,電気が止まる恐れがある。

予備のモバイルバッテリー・乾電池

懐中電灯とラジオ

2,水道・食品の備蓄は3日分!

飲料水を1人あたり2Lのペットボトルを1箱(6本)の備蓄をしておく。

食品はビスケットといった乾パンであったりレトルト食品・缶詰を多め買っておく。

※賞味期限切れに注意をする。

3,非常用トイレ

最低でも15セット(1人あたり)を備蓄しておく。

ご家族の人数分用意しておくと良いです。

避難場所での生活も考えられます。防犯ベルもあると良いかもしれません。

※トイレットペーパーもお忘れなく。

4ガスコンロとガスボンベも備蓄しておく。

調理をしたりお湯を沸かすことが出来るので、あると便利です。

いま現在のお住まいはIHを多く採用していますが使えなくなる恐れがあります。

5,毛布やカイロの準備

毛布は1人1枚または2人で1枚の毛布で使用します。高気密高断熱のお住まいであれば暖かいですが避難所はとても寒い事が考えられます。床も固いので下に敷いたり羽織ったりすることができるのでお忘れなく。

6,常備薬やウェットティッシュ

湿布や痛み止め、腹痛薬など

いつも飲んでいる薬を忘れないようにしなければなりません。

この他に絆創膏・消毒液・ピンセット・マスクなど

ウェットティッシュでは手を拭いたりと汚れを落とす際に使用することが出来ます。

※アルコール消毒・除菌シートを含む


こちらからは備品になります。

7,ヘルメット・手袋

ヘルメットでは飛来であったり落下物から守るために着用します。

手袋では手を切らないように着用ですね。

8,救助道具 一式

スコップ・土嚢・ノコギリ・ハンマー・バールなど。あると安心な道具になります。

今回の備蓄はほんの一部になります。

様々なところで情報を集めて備蓄をお願いいたします。

もしもの時に困らないように。

次に建物の備えについて

災害が起こると何が起こるか分かりません。

まずは出来ることから行っていきましょう!

倒れてきたら困るもの飛ばされて困るものを片付けていきます。または縛っておくと安心です。

お住まいの廻りを改めて見てみてください。

もしかすると飛ぶかもしれない。倒れるかもしれない。

『かもしれない。』は対策をしておくと良いです。

カーポートの屋根が飛んでいくかもしれない。ということはロープで縛って置いた方が良いですね。

植木鉢が倒れるかもしれない。ということは端っこに固めて置いておくと良いです。

もしかすると危ないかも。は早め早めの対策が必須です!!

災害が起こると修繕の依頼など多くあると予想されます。全てのお住まいに廻れない場合もありますので、ご自身で出来る事前の対策をお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします🤲


本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします🙇

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