皆様こんにちは!凰建設の森島です。
先日敷地調査へ行ってきました。
敷地調査では、その土地の測量図がない場合は土地の形や高低差を測ったり、
上水道が接道に通ってきているか、下水処理はどうしているか、隣の敷地との境界が明確にあるかなどを見たりします。
そして写真をとにかく沢山撮ります。たくさん撮ったつもりでも事務所へ戻って見返すと丁度見たい部分が写っていなくて困るので、これでもかというくらい撮ります。
そして一番重要なのが、景色を見ることです。
計画の敷地からどの方向に何が見えるのか、何を見たいのか、これが間取りや窓の位置の検討にとても重要になってきます。
山に囲まれている岐阜県なのでリビングから山が見えたらなんだか穏やかな気持ちになるでしょうし、山に沈む夕日が見えるのも一日の特別な時間になるかもしれません。
そんな景色がうまく見えない敷地でも、部屋の高いところに窓を付けると空が見えます。
逆に、東西のお隣の窓と対面するところには窓は付けたくないとか、
近くにコンビニがあって昼間はガヤガヤしてるし夜は光がまぶしいし、、というようなところでは大きな窓にすべきかどうか等周りの状況は大きく影響してきます。
また、敷地から離れたところから、街並みを見たりその敷地がどこからどんな風に見えるのかというのを見ることも大切です。
現状ですと、「街並みをつくる」というのはできる地域とできない地域がありますが、
私は街並みはできれば大切にしたいですし、地域で街並みを作っているような景色が好きです。
それは置いておいても、地域になじむというのは多少なりとも大切かなと思います。
また、一番よく見える角度をかっこよくつくるというのもポイントかなと思います。
敷地から見る、敷地を見る、大切にしていきたいです。
本日もご覧いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。