こんにちは!凰建設の森島です。
日本の家の窓は進化してきています。
木製サッシ→アルミサッシ→アルミ樹脂複合サッシ→樹脂サッシ、アルミクラッド木製サッシ
気密性、断熱性、耐久性の3本柱が強化されながら使われる材料が変化していっています。
今回はよく聞く「樹脂サッシは紫外線に弱い」について調べていきます。
樹脂と聞くと、、プラスチック製品を思い浮かべます。
レジ袋、ペットボトル、衣服、エアコン、などなど…これらはプラスチックの中でも異なる種類になります。
レジ袋・・・高密度ポリエチレン
ペットボトル、衣服・・・PET樹脂
エアコン・・・ABS樹脂
そして樹脂サッシに使われているのは、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)という物です。
上下水道管、雨樋なんかにも使われる素材です。
一般的に想像されるプラスチックよりは耐久性の高い素材です。また、アルミより熱を通しにくく、冬の寒さや夏の暑さの窓枠からの影響を軽減してくれます。
樹脂サッシは紫外線に弱い?主に外観の色褪せを気にされます。
ポリ塩化ビニル樹脂自体には、紫外線の影響を受け変色する性質がありますが、これについては色の劣化を防ぐためにアクリル樹脂で保護をするという対策がなされています。
アクリル樹脂は、耐候性が極めて高く、紫外線にも強い素材です。
全くないとは言い切れませんが、30年後、新築の時より色褪せたなあと目視で分かるほどの変化はないかと思います。
窓付近のいや~な冷気、窓を開ける時のキンキンに冷えた把手、冬場の結露、、
窓の素材、性能で解消できます!なるべくならいい窓を選んで頂くと、住環境も家の痛みも減っていきますのでご検討くださいませ。