皆様こんにちは!凰建設の森島です。
今日は②地震で倒れない家についてお話していきます。
「耐震等級3」 ご存じの方が多いキーワードかと思います。
凰建設でもこの耐震等級3は社内基準になっています。
耐震等級とは、平成12年に定められた、地震に対する建物の強さを表す等級です。
1~3の段階で表します。そして、3が一番良いレベルとなります。
等級1:建築基準法で定められている最低限の耐震性能
等級2:等級1の1.25倍の耐震性能。震度6強~7の地震で、一定の補修程度で住み続けられる。
等級3:等級1の1.5倍の耐震性能。震度6強~7の地震で、軽い補修で住み続けられる。
こんな感じです。
ここでご覧いただきたいのがこれです。
https://www.oscarhome.co.jp/wp-content/uploads/2017/01/abbadf5d2481d9fb7807c2b5841636d6.pdf
2016年の熊本地震でのデータを基に、耐震等級3の重要性が明らかにされたものです。
右側の建築時期別の損傷比率の表を見ていただくと、
耐震等級3の建物では無被害が87%、残りの建物でも住めなくなるほどの損傷があったものはありません。
また、耐震にはまだまだ知られていない、「直下率」「偏心率」というものも大切な要素となってきます。
直下率とは、2階の壁・柱と1階の壁・柱の位置が一致する割合を示すものです。
偏心率とは、建物の重心と号審が離れている割合のことで、建物のバランスの良さを示します。
等級3だけでなく、建物全体のバランスで地震に強い間取りをご提案させていただいています。
家を建てるということは家族を守る箱をつくるということ。
どれだけおしゃれで広い家でも、地震が来た時に倒れてしまう家では家族を守ることはできません。
私たちはお客様に一生、次の世代に渡っても住み続けていただける家を提案したいと思っています。
そのための耐震性能を確保した家づくりをしています。
最後までご覧いただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします!
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