気密処理をどこまで『こだわる』のか?

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

先日のメルマガからSNSでは山下ブームになっています。

メルマガの影響力は凄いですね✨️


本日は上棟の際に行う『気密処理』について

いつも言っていますが、同時進行で気密処理を行っています!

行うことはわかった!でも、どこまで行っているのか?

気密テープ、発泡ウレタン、コーキング、躯体パッキンなどを使用していきます。

躯体の接合部には躯体パッキンを貼ってから気密テープを貼っていくのですが、とにかく行うことが多いです。

ほんの少しの隙間だし、ここまでやる必要あるの?

下記の写真を見てください!どう思いますか?

ちょこっと隙間があるなぁ…と思う方も、これぐらいいいじゃないか?という方もいらっしゃると思います。

こんだけの隙間をいちいち埋めてたら手間が掛かって仕方ないというのも分からなくは無い

でもですよ?地道にコツコツ行っていくと素敵なものができると思いませんか?

ダラダラするのではなく、早く丁寧に行うということを身につけて一つひとつ行います。

弊社では気密テープで隙間を埋めていますが、他社さんではコーキングを塗り込んで隙間を埋めていたりするところもあります。

方法は様々ありますが、気密テープには接合部が最適かな?と思います。

この他にも通し柱に付いている金物の部分は熱橋となってしまうので、ウレタンをしてから気密テープを貼るという作業になります。

※熱橋とはヒートブリッジともいい、部材の接合部に生じる隙間であり、そこから熱を伝えてしまう箇所。冬はその隙間から熱が逃げるため結露することになります。

今回ご紹介させていただいた気密処理はほんの一部です。

高気密と言ってもどこまで求めていくのか?隙間という隙間を限りなく埋めていきます!!


次に屋根の断熱施工です。

付加断熱のカネライトフォーム100mm、DRP89neo、付加断熱の高性能グラスウール105mmという構造になっています。

近年ではカネライトフォームと高性能グラスウールをよく耳にしたり見たことある!という方が多いのではないでしょうか?

身近なホームセンターにも販売されるようになったのでSNSの家アカさんの方によっては床下に潜って断熱をモリモリ(増し増し)してきました!

発泡ウレタンを吹いてきました!という方もいらっしゃいます。

家アカの方たちも熱いですね♪

では、DRP89neoとは一体なんなのでしょうか?

LIXIL(リクシル)が提供する『ダントツルーフパネルⅢ』を訳してDRPと読んでいます。

高強度・高耐震・耐風力・高遮熱・高断熱・省施工と良い事づくし!!

長方形の形をしているDRPを伏せて屋根の形が出来上がるようになってきのでスピーディーかつ丁寧に施工を行っていきます。

DRPと高性能グラスウールまで行うと次に通気くんを敷いていきます。

なんという画期的な子なんでしょう・・・

屋根の通気を取るために取り入れる通気くん

この日はとても暑い日でしたのでこんな事でも笑えてくるほどやばかったです。

グラスウールは潰れてしまったり濡れてしまうと本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

なので、垂木の上をよいしょよいしょと昇ったり降りたりしゃがんだりを繰り返していると熱中症の寸前です。

久しぶりにやばいと感じました・・・

これから夏本番なのに大丈夫なのか!?

断熱先生も頑張ります!

グラスウールはふわふわにして押しつぶさないようにしてね🫡✨️✨️

そこからルーフィングを施工して、これで雨が降っても安心ですね♪

よかったです!!


簡単にご紹介してみましたがいかがでしたでしょうか?

気密処理とは?断熱材を入れるところは?コツコツ行うことが大切ですね!

これからもこだわって(頑張って)行きましょう!!


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

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