佐藤の窓も入ります!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

最近よく思うことは同じような現場が毎週回ってくるということです。

先日、屋根の修繕が終わったのですがまた別現場でカラーベストの色違いであま漏れが・・・

こんなことあるんですね。(°Д°)))

先週は棚を作成して欲しいというご依頼が入ってきました。

ブログをご覧になってご依頼をしてくださるのか?たまたま同じような現場を担当になるのか?私がおすすめですよ!と進めているからなのか?

んー、、深く考えないようにしておきます。

皆様いつもありがとうございますm(_ _)m


本日はH様邸 上棟についてご紹介致します!

担当現場になると特にドキドキします。

材料は足りるかな?納品の時間はよかったかな?安全対策はできているかな?品質管理は?

作業だけしているのではなく、職人さんが作業を行いやすいように裏方で支えている存在なのですね。

そして上棟(建て方)当日!!

天気も暑くもなく寒くもない上棟日和になりました。ほんとに良かった・・・

一時期、雨マークが付いた時は まじかよ。😨😨と思いましたが何とか回復してくれました!これは日頃の行いが良いからかな?(自分で言うな。)

作業開始前、本日の注意事項を共有してお施主さまよりお言葉を頂きまして乾杯をします。柱立てを行い参加する職人さん全員と記念撮影を行い作業開始!安全第一で進めていきます!!

9時頃、香川県から遥々”佐藤の窓”が来てくれました!総重量670kg!?相変わらず重すぎます・・・

レッカーさんと職人さん8人掛りで慎重に納めていきます。

カッコよく高性能の佐藤の窓は、断熱性能Uw値は0.62W/m2Kで、国内大手メーカーの高性能トリプルガラス樹脂窓の性能(Uw値1.0前後)を大幅に上回っています。

Uw値とは、熱貫流率=逃げる熱量を表わした値です。住宅の床面積1m2から室温と外気温の温度差1℃あたり1時間に逃げる熱量を表します。

住宅の中で最も熱橋になりやすいところは窓(サッシ)になります。しかし、付加断熱と佐藤の窓の両方を使う事で熱橋となり得るところを少なくなり窓の気密と断熱性が大幅に上がります。

また家全体の性能を上げることが出来るのでパッシブハウス(性能基準を満たす)お住いが作り上げられていきます!

️作業は順調に進み、屋根に高性能グラスウールを施工していくのですが、グラスウールを施工すると歩ける所が限られてしまいます。わざとでは無いのですが断熱を踏んでしまったりしてしまいます。

そうなると一度、グラスウールを取り外して優しくふわふわにして再度施工し直すことが必要です。

グラスウール施工の注意点は・・・

水に濡らしてはいけない、押しつぶしてはいけない(優しく)、隙間なく丁寧に施工する。この他にも注意しなければいけない箇所があります。

気密と断熱にこだわりを持つと手間と時間が掛かってしまいますが、丁寧に施工したことで『高性能』となります。上棟の際に同時進行は大変ですが無駄なくスピーディーに的確に施工を行っております!

通気くんも施工をして通気を確保します!!

本日はこの辺で・・・

明日からも着々と作業が進んでいきます!

休憩時間やお昼休憩などお気遣いありがとうございました。m(__)m


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

屋根の修繕工事①(屋根の下地はどうなっている?)

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

朝、寒いなーと思いながら温度計(愛車に表示される)を見てみたら”12度”と表示されていました。寒すぎる・・・

雪でも降ってきそうだなぁ。と思っていたら北海道では雪が降った地域もあるようです。⛄️❄️

今年も来てしまいましたね、、秋を通り越して冬になってしまいそうな。(衣替えを行わなければなりません。間に合うのか!?遅すぎた??)

しかし、お住まいの中はポカポカで暖かいのでしょうね!(*´ω`*)

高気密高断熱で”こだわる”ことで快適な生活を送ることができるのだと感じています。

弊社、事務所が本当に暖かいんですよ!

屋外は寒いのに室内は暖かい〜(˶ᐢᗜᐢ˶)

ほんとうに快適です。暑いくらい・・・


本日は屋根の修繕工事について

以前、室内の改修工事をさせて頂いた際にあま漏れが見受けられましたので、屋根に登り現状を確認していたのですが歩くだけで”下地がふわふわ”していたので相当、傷んでしまっていたので屋根の修繕をご提案させて頂きました。

カラーベストを全て撤去して施工を行うか、下地の補強を行いカバー工法で行うか?

カラーベストにはアスベストが含まれていたので、悩ましい問題でした。

アスベストとは、繊維状の天然鉱石です。

「石綿」とも呼ばれています。断熱性、耐久性に優れており、これまでさまざまな建築資材に使用されてきました。

しかし、発がん性や中皮腫などの健康被害を引き起こすことが判明し、現在は使用や製造が禁止されています。

アスベストが含まれているカラーベストは割ってしまうと飛散してしまうので、割らないように養生を行い作業を進めていきます。

撤去後、合板を見て見たら広範囲で水が到達していたことが分かります。

苔のようなよく分からない物体が・・・

こちらも撤去をしていきます!

合板を撤去してみると、小屋 垂木や鼻隠しの木部が傷んでしまって効いていない状態でした。

垂木や鼻隠しなど補強を行い、清掃を行い新たな合板を伏せていきます!

下地がふわふわで不安だった箇所がしっかりと補修を行われると安心しますね。

最後にルーフィングを施工を行い、本日の作業は終了です。

次に板金工事へと進めていきます。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

台風後の復旧・修繕(カーブミラーも?)

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

ここ一週間はいろんなことがありました。

大切な人がご逝去してしまい

いつものように、おーい草刈りしたか?カンナを畑に持っていくぞー、杭を打ってくれー、タイヤ交換してくれー、飯食べていくか?野菜持ってくか?など

入社した時から話を聞いてくれたり、様々なことを教えて下さったり監督さんになる時は不安しかありませんでしたが、まずは掃除が完璧にできるようにならなあかんぞ。職人さんが作業を行いやすいように準備をするのが山下の仕事やぞ!

『大丈夫やぁ、しっかり頑張れよ』という言葉が忘れられません。

本当にありがとうございました。


本日は台風後の復旧・修繕について

10月に入り保険屋さんから工事を行っても良いですよ。と許可が下りて修繕作業が入ってきています。

外壁が傷んでしまったり、落雷で照明器具が壊れてしまったり、身近でよく見かけるカーブミラーが強風で向きが変わってしまったり・・・

申請と写真帳の作成、工事完了届を行わなければなりません。

作業中の写真も必要なので、手の空いてる方 写真を撮ってくだい・・・とお願いをして作業を進めていきます。(私も写真を撮ります!)

作業周りにカラーコーンを設置し安全対策を取ります。

向きを確認しながら、もう少し右?左?どっちだ??

今回の修繕工事を通して改めて台風は怖いと感じました。

強風でカーブミラーや標識の向きが変わるなんて・・・ナット(止めてある金具)はしっかりと締まっていました。

台風が近づく際は早め早めの対策が必要なのだと感じさせられました。

これから写真帳を作成していきます!!


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

車庫の修繕工事・・メンテナンスは必要なの?(木材の柱と筋交い)

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

先日とても可愛い子たちを見かけました!

ニャーニャーฅ•ω•ฅ 猫ニャン

丸い輪郭に大きなおめめがパッチリ、小さなお口に・・・魅力的ですね♪

愛らしく癒してくれる存在です。

ネコちゃん、ワンちゃん、ヘビ、ハムスター、ライオンなど様々な子達がいらっしゃいますね♪


さて、本日は車庫の修繕工事です。

お住まいの点検にお伺いした際に車庫の筋交いや土台部分が傷んでしまっていました。

ある部分では柱と筋交いが傷んでしまい宙に浮いているものも・・・

ここまで来るとカバー工法ではいけないので、取り替え工事でご提案をさせて頂きました。

土台、柱、筋交いと大工さんが刻んで行くのですが、やはりカッコいいですよね!

手加工で刻んでいる姿は惚れてしまいます。✨⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

カッコよすぎて写真を撮るのを忘れていました。申し訳ございません。

トントントン!カンカンなど現在では電動工具も用いて作業しています。

加工が終わると工場で仮組みをしてみて、よし!大丈夫だな!!と確認をして現地で取り付けに望みます。

車庫をジャッキで浮かせて既設の土台、柱、筋交いを取り替えます。

実際に取り替えていくと上手く納まるかドキドキです!

そっちは良いか?こっちは大丈夫か?確認しながら納めていきます。

丁寧に作業を進めていき無事に取り替えられました!!✨✨⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

これから一部板金施工をして塗装工事に入ります!


〜あとがき〜

木部やサイディングは定期的な塗り替えが必要です。

ウッドデッキなどの木部は2年に1度は塗装をしてあげると長くお使いになることが出来ます。どうしても屋外に置いてあるので雨や日光(紫外線)で劣化してしまいます。

※最長5年に1度は塗装は必要です。地域や環境により変動しますので、早め早めのご対策をお願い致します。

サイディングは10年を目安に塗装のメンテナンスが必要です。サイディング同士の目地にあるコーキングは8年ほどで劣化してきてしまいます。

塗装の時期を確かめる方法は、外壁のサイディングを触ってみて手に白い粉が付く(チョーキング)ようになりましたら、そろそろ塗り替えの時期だな。と思って頂けると良いです。

コーキングはシワシワになっている所や無くなってしまっていたら打ち替えの時期です。

私たちが定期的にメンテナンスへお伺いさせて頂いておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね♪


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

RC造の改修工事、楽屋が無事に完成しました!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

秋ですね〜🍁🍁

朝晩がとても涼しくなり冷房を付けなくても快適に過ごすことができるようになりました。

日中も良い風が・・・𓏲𓇢𓂅🍃🍃

夏のような暑い、暑すぎるぞ!という気温はなくなりましたが、まだまだ30℃近くになる日もありますので体調管理には十分気をつけていきましょう。(๑•̀ㅂ•́)و✧

もうすぐ10月に入り秋・冬へとなっていきますが、春夏秋冬の季節の中で皆様はどの季節がお好きでしょうか??


本日は、先日のRC造のテナント工事について

タイトルを見た方は、お!無事に工事終わったんだ!?と思われている方も・・・

様々な工事でもお客様や職人さん方のご協力があるからこそ無事に工事が完了しお引き渡しができます。

今回はキツキツな工程を組んでしまいましたが、本当にありがとうございました。

毎日違う職人さんとの打ち合わせ等がありましたが良い経験が出来ました!ありがとうございます。🙇‍♂️✨

元々のお部屋を躯体だけ残して解体(スケルトン)をして一から断熱施工を実施し性能向上をめざして施工を行っていきました。

これこそ『性能向上リノベーション』!!

改修工事でも断熱材を施工し、気密テープ・ウレタンを駆使して丁寧に作業を進めました。

こちらの棚も大工さんが手作りの造作になります。

カッ、カッコいい・・・

とてもカッコいいですし、すごい素敵です!

(私の部屋にも欲しい・・・羨ましいです。)

またまた、こちらもひと手間を掛けて可動棚の棚柱を埋め込められるように溝を作成致しました。

溝の中に棚柱がキレイに納まるのでシンプルかつオシャレになりましたね♪

※可動棚とは、お好きな位置に棚を設置することできるお荷物に対して臨機応変に対応が可能です。

横から棚柱を見ると・・・

すごい、、スマートです。

本来であれば棚柱がボコっと飛び出ているのですが、溝を作成することで横から見ても棚板と面に見えますね。

なかなか考えられています!

今回でテナント工事は終わりましたが、全体としての工事は続きますので工程通り段取りよく進めていきたいと思います!

テナント工事、ありがとうございました!!


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

RC造のテナント工事

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

ここ1ヶ月 RC造の改修工事を行ってきたのですが、今週で一段落します。

引き継ぎの時点で、RC造やん・・・

いつもと仕様が違う😭😭

しかも、いろんな事がありすぎて終わらないかと思っていました。

自分で言うのはあれですが、良くここまでやって来たなと感じています。

本日は工事の様子をピックアップしてご紹介致します!!

一番初めに元々のお部屋を全て解体し躯体のみ(スケルトン)にします。解体すると当時の施工性が分かりますね。

こういう風に施工していたんだ!こういった施工方法もあるんだ!!などなど

解体したら分かること・学ぶことが多くあります。

これも経験ですね!

解体工事が終わると断熱工事です!

これがまた大変・・・

床・壁・天井が凸凹している事や梁・配管があるので一つ一つ手加工で取り付けていきます。

工期もキツキツに入っている、現場に入れる人がいないから自分でやらなければならない

断熱をカットして取り付けて、気密テープ・ウレタンを施工まで行います。

断熱材を止めるためにビスを効かせるのですが、木造であれば木ビスで簡単に効きます。

しかしRC造なので下穴を開けてコンクリートビスで効かせなければなりません。

いつもより工程が増えてしまいます。

こういった断熱工事を3日間 弱で終わらせて、設備屋さん・電気屋さんに引き継いで配管 配線を行っていただきます。

次に下地工事へ進みます。

今回は『軽天』用いて下地施工を行いました。

軽天とは軽量鉄骨天井下地を略した言葉です。

この材料はビルやアパートなど高層建築で使われることが多い建材になります。

どこで間仕切りを設けるのか?壁はどこからどこまでなのか?打ち合わせをして墨出しを行い下地(骨組み)を施工していき、下地施工が終わるとプラスターボードを貼っていきます。

エアコンや手すり 等、重たいものを設置する箇所は先に下地補強をしておきます!

無事にプラスターボードも貼り終わり、クロス工事・器具付けへと進んでいきます!

いよいよ工事も終盤です!!

図面通り施工されているか?細かな調整や確認・清掃を行ってからお引渡しになります。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

型枠検査を行いました!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

秋は台風が多いですね・・・

台風ではなくても前回の豪雨で現場に設置しているゴムマット(まぁまぁ重いもの)やカラーコーンなどが移動してしまっていたので、今回は経験を活かしてゴムマットは1箇所にまとめてカラーコーンは重しを多めに載せて対策を行いました。

その他にも保安ボックスや仮設トイレなど暴風で転がって行かないようにロープで固定も行い台風対策は万全です!と言いたいです。

しかし、風を受ける面があるため仮設トイレに杭で固定やロープで固定してあっても不安はあります。

あの現場は大丈夫かな?ここの現場は足場を設置してあるからメッシュシートは畳んであるけど・・・

何事もなく通過して頂けると良いです。


さて、本日は型枠検査について

型枠検査は担当の設計者さんも現場に来られて、図面通りにアンカーボルト・ホールドダウンが配置されているか?本数はあるか?

配筋のピッチは正しく施工されているか?かぶり厚さは確保できているのか?

基礎断熱の施工のやり方を確認は良いか?鉄筋の定着長さは?

この他にも多くの検査箇所があります。

基礎屋さんも検査の時はドキドキです。

結果は無事合格!

基礎屋さんとホッとしてコンクリート打設を迎えます!!

※今回の基礎は立ち上がり内側に100mmの断熱を施工、外側に50mmの断熱を施工しています。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。

H様邸 配筋検査

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

先日、軽トラは綺麗にしとるけど自分(山下の愛車)は汚れとるぞ〜という会話が・・・

本当にそうなんですよ…。

軽トラに乗っている時間も長いですし汚れるのが嫌なので、気になってワックスまで掛けてあります。(笑)

軽トラにワックスを掛ける人はなかなか居ないのでしょうか?

汚いと気分も暗くなるので綺麗にしています!


本日は配筋検査について

たまに配筋(はいきん)検査と言うと違う背筋をイメージされる方も…。

ジムに行かれる方や鍛えている方は”背筋”をイメージされて建築関係の方は”配筋”をイメージされるのですね。

なかなか面白いですね。(≧∇≦)

(一日の仕事終わりに書いているので何言ってんだ?という事もありますが、気にしないでください。😅💦)


話は戻り、第三者機関の日本住宅保証検査機構(JIO)さんによる配筋検査を行って頂きました!

図面通りに鉄筋が正しく配置されているか?

配筋のピッチは正しく施工されているか?

かぶり厚さは確保できているのか? 

鉄筋の定着長さは? などなど

コンクリート打設後は見えなくなってしまう所ですが、お住まいの耐久性·強度(地震や災害に強く)に影響するため細かなところまで厳しくチェックしていきます!!

また、下記の様にスケール(メジャー)を当てて写真に残していきます。

コンクリート打設後は隠れて目で見て確認できなくなってしまうので・・・

一つ一つ、確認が大切です!

配筋検査 合格の後は型枠を組んでいきます!

基礎工事はお住まいを支える土台になりますので丁寧に!確実に施工を行います!!

配筋、よし!!


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いお願い致します。

コンクリートの爆裂?なぜおこるのか??

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

今年も来ました!!

事務所に2023年のカレンダーが届いていました。

3ヶ月がひと目で見ることが出来るカレンダーはお客様に大変好評を頂いております。(*´꒳`*)

OB様宅に1件1件お渡しさせていただきます。

2022年も残り『107日』!?

1年の365日の内、258日が過ぎてしまったと考えるとあっという間でした。

2022年も張り切っていきます!!


本日はコンクリートの爆裂について

コンクリートが爆発?爆裂?なにそれ??

詳しく見ていくと、コンクリートの劣化している箇所=コンクリート内の鉄筋が爆裂してしまっている。

爆発ではなく爆裂です。

爆裂とは、コンクリート内部の鉄筋がコンクリートを押し出しいる現象です。

原因は表面に大きなひび割れがあり、そこから水や空気が入ることでコンクリートのアルカリ性を失ってしまい錆びやすくなりますこれを”コンクリートの中性化”といいます。

鉄筋までに水が到達すると酸化してサビが発生します。そうして鉄筋が膨張しコンクリートを押し出す力が加わり”爆裂”という現象が発生してしまいます。


今回の工事でも鉄筋が膨張してコンクリートを押し出してしまっていました。

下記の写真はサビを落としてサビ止めまで施工した写真になります。

サビが残っていると再発してしまう恐れがありますので確実に清掃をしてサビ止めを行います。

最後にモルタル(防水モルタル)で爆裂箇所を修繕していき十分乾燥させて完了です。

原因を追求して突き止め、対策をして最終的に綺麗に修繕を行う。

表面的に直しても数年後同じ現象がなるということは意味が無いので、確実に直していきます。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

建築の〇〇造とは?(W造・S造・RC造・SRC造)

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

いま、ビルのテナントさんの工事を行っているのですが思っている以上に大変です。

他のテナントさんも入っているので、時間帯も限られており音も出せないという・・・

しかも工期も限られていて上も下からの間でサンドイッチです。

頑張ります!(*•̀ㅂ•́)و✧


本日は建築用語にある〇〇造とは?

主にW造・S造・RC造・SRC造があります。

初めて聞いた!という方も見えるのではないでしょうか。詳しく見ていきましょう!

W造とは、木造(Wood)の事で私たちの身近なものですね。主構造が木材を使用した木造建築。

木の温かみを感じる事や自然を感じながら生活できるなど、昔から採用され愛されている日本家屋をイメージして頂けるとわかりやすいと思います。また木材は熱を通しにくく断熱性があるのも大きな特徴です。

弊社でも木造の注文住宅を施工していて”ぎふの木”を主に使用しています。

S造とは、鉄骨造(Steel)

コンクリートを使わないためRC造やSRC造よりも軽く、鉄骨自体が粘り強くてしなやかさあることが特徴です。

イメージとして木造の柱が人工的に強度を高めた鉄骨になっていると思っていただけると良いです。

主に超高層建築や体育館のような広大な建物に採用されています。

RC造とは、鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete)

鉄筋とコンクリートが互いの弱点を補い合うという特徴があり、鉄筋の引っ張る力とコンクリートの強度を組み合わせることによって、S造や木造よりも強い構造を実現しています。

※鉄筋は引っ張る力には強いですが、熱には弱く錆びやすい

※コンクリートは熱に強いが引っ張る力は弱い

お互いに不足してしまっているところを補って支え合っているのですね!

主に高層建築よりも中低層建築に採用される事が多いです。

SRC造とは、鉄筋鉄骨コンクリート造(Steel Reinforced Concrete)

SRC造はRC造と同じような構造ですが、RC造と違って鉄骨を支柱とし、その周囲を鉄筋コンクリートで補強しています。そのため、鉄骨のもつしなやかな強さと、RC造の耐久性の両方を兼ね備えているところが大きな特徴になります。

大型マンションやビルなど大規模な施設で採用されています。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。