外壁塗装工事では?

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

現場では、4月に入社しました。〇〇です。よろしくお願いします!という言葉をお聞きします。

私も3年前、そのような事を言っていたなぁ…と懐かしく感じます。

今でも時々、思い出す言葉があります。

『3日、3ヶ月、3年』という言葉を聞いたことがあるかと思います。

3日我慢出来れば、3ヶ月は耐えられる。3ヶ月耐えれれば3年は頑張れる。3年頑張れれば一生耐えれる。という意味があります。

日数でいうと、3ヶ月は約100日。3年は約1,000日あります。初めは何も出来なくても毎日、地道にコツコツと努力していくと少しずつではありますが、知識や技術も向上をする為の基盤を作り上げられていきます。

3年目となると、仕事の要領が分かりってくるので物足りないなぁ。と感じたりする方もいらっしゃる様ですが、リフォーム現場を担当していると予想外の物がでてきたりアクシデントが起こるので慣れそうにないです。( ̄▽ ̄;)

4月にもなりましたので、気を引き締めて頑張って取り組んでいきたいと思います!!

現場でお会いした際はよろしくお願い致します。


H様邸の屋根修繕 及び 外壁塗装の終盤を迎えてきましたので、職人さんとチェック(確認)していきました。

塗り忘れはないか?指定された色で塗装されているのか?清掃はされているか?など

各段階(工程)でも確認していましたが、最終確認を目視で確かめていきます。

塗装工事は、高圧洗浄・下地調整・下塗り・中塗り・上塗りをおこないます。塗装の基本は3回塗り

今回お選び頂きました、シリコン塗料の場合は10年〜12年の耐久性があります。

シリコン塗料の他には!?

アクリル塗料(耐久性:3〜8年)

ウレタン塗料(耐久性:5〜10年)

シリコン塗料(耐久性:10〜12年)

フッ素塗料(耐久性:12年〜20年)

このように塗料が変わると耐久性が変わっていきます。それに伴い金額も変わります。

外壁塗装工事は、決して安いものではありません。

材料の高騰はなかなか収まりません…。

しかし、お住まいを定期的にメンテナンスを行う事で末永く住み続ける事が出るので必要不可欠な作業になります。

外壁塗装を行うと決まると、お客様と念入りな打ち合わせが始まります。外壁の塗装する色を決めていきます。今よりも明るい感じにしようかな?少し暗い感じがいいかな?などなど

外壁色は本当に悩みますよね。

ご近所さんからも良い色ですね!と仰って頂けるよう打ち合わせを通してイメージを深めていきます。

よりイメージしやすいようA4の大きめの見本を取り寄せて見比べてみます。ここで大切になるのが面積効果も考えていくことです。

面積効果とは、面積の大きさによって色が明るく見えたり暗く見えたりと違って見える現象のことです。

明るい色の場合は、見本色よりも実際に塗装されたものの方が明るく見えます。逆に暗い色の場合はより暗く感じられます。

なので、決めた色よりもワントーン抑えめ(明るい色を選ぶ場合は暗め、暗めの色を選択する場合は明るめ)の色を選択すると外壁塗装後に『イメージと違った…』ということを減らすことができます。


さて、現場に話を戻しましょう。

お選びいただいた塗装色を大きな面から塗装して細かな所まで丁寧に施工を行っていきます。

当たり前ですが、作業する前に養生を行います。養生と清掃がきちんとできないという事は、良い仕事が出来るのか?と私は感じます。

下塗り、中塗り、上塗りの工程ごとに確認をしてお客様に進捗状況をお知らせしています。

これから暖かくなると外壁塗装工事や外構工事のご依頼が多くお受けします。

外壁の浮きやひび割れが起こっていないか?一度ご確認をお願いします。

あま漏れが起こってからではなく、お早めの対応ですと金額も抑えることができます。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

2次防水処理を確実に!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

4月になり、スーツを着て入社式に行かれている新社会人の方を見かけたのですが、懐かしいなぁ。と感じました。

学生から社会人になる。ドキドキする気持ちと希望を持ち目をキラキラ輝かせて入社したのを思い出しました。

弊社の基本理念でもありますように

我々は、住まいづくりのパイオニアとしてお客様とのふれあいを大切にし夢をカタチに築きあげ満足と信頼を以って社会に貢献します

私は主に現場監督を担当しているのですが、現場での材料の手配、職人さんとのコミュニケーション、お客様との打ち合わせ など。

現場が進んでいくにあたり工事全体を把握をしている必要があります。そして、お客様との”夢をカタチ”に築き上げていきます。

=お客様に喜んでいただけて”満足と信頼”を


さて、本日は2次防水処理について

屋根や外壁の防水処理は本当に大切です。

防水ラインを曖昧にしてしまうとあま漏れが起こってしまう原因になり得るからです。

もし、水が入り込んでも、すぐに確実に水が流れるように勾配や防水紙の貼り方を考えなければなりません。

高気密高断熱のお住まいでも防水シートがなければ下地を痛めて中まで水が入り込んでくる。その結果、あま漏れという事に…。

そのようなお住まいを、お客様に自信を持ってお引渡しができるのか?将来、10年·30年·50年·100年と住み続けるお住まいを『凰建設』にお願いしてよかった!と仰っていただけるよう施工をしていきます。


防水には1次防水と2次防水があります。

1次防水は、主にサイディングや板金など

私達がよく目にする外壁の仕上げ材(化粧)として見える部分のことを、1次防水といいます。(一番最初に雨風を防ぎます。)

次に、2次防水とは万が一1次防水の仕上げ材を乗り換えて来てしまった水を室内へと入れないようにする防水シートです。

このように2段階に防水ラインを設けることで雨風からお住まいを守っています。

しかし、この2次防水は施工後見えなくなってしまう箇所になってしまうところです。

見えなくなってしまう箇所ですが、丁寧に施工をして納まりはどうするのか?(特に窓周り)を考える必要があります。

防水シートを抑えるためにハンマータッカー(大きいホッチキスをイメージしてください。)を用いて施工するのですが、防水紙に穴を開けて止めている事になります。

大きなものには気密テープで穴を防いでいきます。

今回使用した防水シートは、発泡系·断熱材で知られているスタイロフォームブランドの『ウェザーメイトプラス』という透湿防水シートを使用しました。

この防水シート凄いんです!!

  • 空気を通さず、外部でも気密を取ることができる。(気密する)
  • 通気層内の対流する熱を止める。(防熱する)
  • 浸透性が夏場と冬場で可変する。(調湿する)

内部の湿気は外に逃がすけれど、外部の湿気は中に入ってきにくい、そんな機能があるんです!

また、特殊不織布素材をベースにしているので、「紫外線劣化」「熱劣化」「経年劣化」し難く、更には、防蟻薬剤が付着しても防水性を失う事がありません。

上記の性能を最大限引き出すために、横の重ねシロは210mm以上、縦の重ねシロは180mm以上必要とされています。タッカーのピッチも約600〜800mmです。

目に見えなくなる所、だからこそ『こだわり』を大切に耐久性に優れた高い素材のものを施工していきます。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

新築現場 進んでます!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

先日、専務に山下もYouTubeに出てみないか?とお誘いを頂きました。

今は現場と資格勉強で手一杯ですので、少し落ち着いたらお願いします!m(_ _)m


T様邸では、先日 熱橋検査を行いました。

3月26日に投稿したブログにもあるように、熱橋とは熱を室内に伝えてしまう箇所。

主に給排水の貫通部や、金物の所になります。

熱橋をそのままにすると、冬場に結露が起こります。 これは部分的に冷えてしまっていることが原因と考えられます。そうなるとカビが生えたりする事があります。

このような事が起こらないように熱橋となりえる場所は、とことん”こだわり”を持って施工をしています!!

一つ一つ目視で確認をしていきます。厳しくチェックをして高気密高断熱のお住まいが作り上げられるのですね。

検査が終わった翌日から1階、2階共に生づくりの床を施工していきます。

生づくりの床とは、木の年輪を丁寧にこすり浮き上がらせた床です。年輪の凸凹の上を素足で歩くと足ツボのように心地よく刺激します。

そのため、血行が良くなり冷え症の方など、身体バランスを改善(肩こりや腰痛の予防効果)があります。

また、生づくりの床は、なんと!!厚さ38mmもあるんですよ!?この厚さにするのには、きちんと理由があります。

私たちが生活していても気づかない程のかすかな「たわみ」のある床が最適です。「たわみ」があることで、日常生活でストレスなく快適に生活することが出来ます。

厚すぎず、薄すぎるのではなく、絶妙なバランスで考えられた厚みの数字なのです。

施工が終わると、生づくり(杉)の良い香りが充満しています。自然素材のものは、からだにもこころにも
やさしくていいなあと改めて感じます。

2階では、天井の下地を施工していきます!

すごく早いです。(゚ロ゚;)

下地の必要本数を拾いだして、発注していくのですが前もって拾っておいて良かった。と感じています。

次に何が必要なのか?納期が遅れているものは早めに発注をしていく必要があります。

全体を見て段取りをしていくことで無駄の作業ができると思います。

私もまだまだ至らない点があるので、多くの経験をして一人前になれるよう精進していきたいと感じます。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

上棟を迎えました!㊗

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

春といえば、桜!芝桜!スイセン、スズラン、アネモネ、ラベンダー などなど

色とりどりのお花が咲きますね♪

なかなか、お花見に行けませんが車を運転しながら『春だなぁ』と感じています。


さて、先日 上棟を迎えましたK様邸

小屋裏断熱にはグラスウールと小屋パネルを施工していきます。

先に小屋パネルを取り付けて小屋束の加工➜気密断熱処理を行います!

その上にグラスウールを隙間なく丁寧に施工を行っていきます。

グラスウール施工の注意点は

・濡らしてはいけない

・押しつぶしてはいけない

・隙間なく丁寧に施工する など

グラスウール施工後、小屋裏に潜って”ふわふわ”にしていくのは必要不可欠な事ですね!

通気層も設けて伏せていきます。

一日であっという間に工事が進んでいくのは驚きですよね♪

明日からも工事が進んでいきますので、お時間のある際にお越しくださいませ。

休憩時間やお昼休憩などお気遣いありがとうございました。

本日は短めですが、この辺で。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

熱橋、断熱欠損をゼロに!そして夏は涼しく冬は暖かい家づくり

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

先日、ふと感じたのですが大好きなことには、とても熱中しますよね。(ง •̀_•́)ง

そうなると”集中力”が格段に上がります。

例えば、仕事が大好き!家づくりが好き!ものづくりが好きな人!好きな人がいる!!などなど

あなたにとって、いま熱中している事はなんですか?


本日は熱橋、断熱欠損についてです。

熱橋?断熱欠損?よく聞く言葉なんだけど…詳しくは知らない方もいるのではないでしょうか?

熱橋とは、外部と接合されている金物(羽子板など)や、断熱材のほんの少しの隙間から熱が通しやすくなっている。意外と多い箇所で熱橋となっているのです。

もし、熱橋をそのままにすると…。( ̄▽ ̄;)

冬場に結露が起こります。 これは部分的に冷えてしまっていることが原因と考えられます。そうなるとカビが生えたりする事があります。

このような事が起こらないように熱橋となりえる場所は、とことん”こだわり”を持って施工をしています!

この施工が終わると熱橋検査を行います。

設計者さん、監督さん、大工さんで断熱材がきちんと確実に施工されているか?

設計した断熱性能は最大限に引き出すように施工されているのか?金物の気密断熱処理はどうか?確認していきます。

下記の写真は基礎断熱の施工中になります。

床下に断熱材を敷いて樹脂製の床束の部分は切り欠いてウレタンを吹いていきます。

基礎に断熱、壁に断熱、2階の天井にも断熱!

ということは、お住まいを断熱で包み込んでいるという事ですね。(๑°ㅁ°๑)‼

断熱でお住まいを包み込む施工をするのは、日本全国の建設会社を探してもなかなかありません。

弊社では、断熱も気密も”こだわって”施工をしているので、お引き渡しをしましたお客様に『まるで大きな魔法瓶』のように温度も一定で均一です!光熱費が抑えられているので驚きました!!とお喜びのお声を頂いております。

いつもありがとうございます。m(__)m

下記の写真は2階天井の断熱になります。

小屋パネル(銀色のもの)100mmの上に、高性能グラスウール120mmの施工になっております。

合計はなんと!220mmもあります!!

今回使用したのが、高性能グラスウール16K 熱伝導率 ( λ :ラムダ)0.038W/(m.k)

個人的にグラスウールの施工は一番こだわりたい。まず隙間があるなんて、絶対にありえません!

小屋裏全体を隙間なく連続して施工することで、熱橋となってしまう所を確実になくしていきます。

小屋束の所は、ピッタリサイズにカットしていくことが必要です。そしてふわふわ(押し潰さない)ように施工する事・グラスウールを濡らさない事が大切です。

上記の小屋パネルについて、少しご紹介致します。

パネル表面に付けられている銀色のものは、低反射クロスアルミライナーシートといい、夏場の高温になる屋根からの輻射熱伝導率を約80%カットしてくれます。

また、小屋裏の換気量を増やし小屋裏空気温度を下げることで、遮熱効果を高めることができます。

外部では、柱の背割れにはウレタンを、金物の熱橋となる所も施工していきます!

室内の断熱材と柱・間柱にできるほんの少しの隙間、ほんの1、2mmの隙間ですが、塞ぐために気密テープやウレタン、コーキングを用いて気密処理を行います。

地道な作業だな…。と思われるかもしれませんが、この様な地道な作業があるからこそ、高気密高断熱のお住まいを作り上げるのではないでしょうか?

今後将来、30年・50年後も凰建設に家づくりを頼んでよかった!!とても快適に生活を送っていただけるよう私たちは丁寧に施工を行っております。

私たちは、夏の暑い日にお住まいの中は涼しく快適で、冬の寒い日には暖かく家族皆様を包み込んでくれる家づくりをしています。

『夏は涼しく、冬は暖かく』

本日はこの辺で。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

屋根の改修工事

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

昼間は打ち合わせや、現場での作業をして夕方事務所に戻ってくるのですが、自分が納得するまで打ち込みたい(やり遂げたい)と日々感じています。

打ち合わせでは、お客様と行ったり職人さんと行うことがあります。”納まり”はどのように施工するのか?材料は足りているのか?困っていることはないか?など。

現場での作業は、安全管理、品質管理、工程管理(原価管理)を主に管理していきます。

危険箇所はないか?熱中症、脱水症状は大丈夫か?こまめに品質を確認していく事。中途半端にしない事。など

事務所では、材料の拾い出し、書類の作成、打ち合わせの準備など。

夕方、今日の現場を周り終わって事務所に戻り書類を作成していたら、社長が”秋刀魚(さんま)”を焼いて下さいました。ありがとうございます🙇‍♀️

秋刀魚には、血管のつまりを防ぐ効果(血液をサラサラ)、脳細胞を活性化させる効果もあり鉄分のミネラルも豊富です。

久しぶりに、秋刀魚(さんま)を頂いたのですがとっても美味しかったです!!

前置きが長い!と言われそうなので、この辺で。


さて、本日は屋根の改修工事です。

今回は棟の瓦を葺き替える工事を行っているのですが、熨斗瓦(のし瓦)の種類の多さに驚きました。

熨斗瓦とは、屋根瓦の頂上に設置されている短冊形の瓦のことです。

全部で25種類以上!?

一般的な熨斗瓦と違い、いろいろな形や種類がありました。下記の写真は一部になります。

引用元:淡路瓦

棟瓦とは、屋根の頂点に当たる部分になります。

棟瓦部分は特に雨の侵入が心配されている箇所です。

土と漆喰によって成り立って出来ている棟は、漆喰の剥がれと土の流出や、建物の揺れ等(自然災害)で次第に形が崩れていってしまいます。

そうなると、熨斗瓦や棟瓦の滑落、あま漏れが起こってしまう事が…。

なので、メンテナンスを行い瓦がズレていないか?ひび割れが起こっていないか?漆喰の劣化具合などを確認する必要があります。

屋根瓦の全てを葺き替えるのでは無く、棟瓦・熨斗瓦の部分工事も可能です。

熨斗瓦は、ジョイント(継ぎ目)から雨水が浸入しやすいので、漆喰などを塗り込みながら施工していきます。

また、積み重ねて施工する際に継ぎ目となる所をずらしながら積み上げていきます。

ここで大切なのは、きちんと水勾配が取られているか?もし、雨水が入り込んでも水が排水されるようにしていれば、あま漏れが起こらないようになります。

熨斗瓦を葺き替えて、最後に番線で固定していきます!!

番線が緩いとズレの原因になりますので、確実に施工を行いました。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

屋外の防水工事を行いました。防水層がないと・・・

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

今日は3月22日!山下の誕生日です。

昨年もこのようなブログを書いていたような気がするのですが、1年過ぎるのはあっという間ですね。∑( ̄Д ̄;)

昼間は仕事をして夜は資格勉強、1日が短いな…。と感じます。

1日1日大切にして、段取りよく進めていきたいと改めて実感しました。

これからも、どうぞよろしくお願い致します!


さて、本日は防水工事についてです。

防水工事というと、屋上やベランダ(バルコニー)の防水工事のご依頼が多くあります。

FRP防水、ウレタン防水、シート防水の工法がありますが、いづれも耐用年数は約10年とされています。

FRP防水とは、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、これらにガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。

なので、FRPの防水層は軽量で耐熱性、耐食性、耐候性などに優れている特長があります。

ウレタン防水には、『密着工法』と『通気緩衝工法』の2種類の工法があります。

密着工法では、ウレタン防水の樹脂材を下地に直接塗っていきます。こうしてウレタン樹脂材を一定の厚さになるまで塗り重ねていき仕上げのトップコートを施工する。

※液体状のウレタン樹脂を塗広げて乾燥させるとゴム状の弾性のある防水層を作ることができます。

通気緩衝工法では、通気緩衝シートを下地に取り付けウレタン防水を塗っていく工法です。

シート防水では、塩化ビニルシートやゴムシートを下地に貼り付ける防水工法です。

塩ビシートによるシート防水は仕上がりが美しく優れた耐久性があり、メンテナンスの頻度もウレタン防水より少なくて済みます。 維持費用も含めた総合的なコストパフォーマンスを考えれば非常にメリットがある防水工法です。

その他に”トップコートの塗り替え”もあり大きな剥がれや割れがない場合はこちらの工法で良い場合がございます。

※トップコートは、5年から10年で塗り替えをおすすめします。

しかし、どの工法にも年月が経つと劣化してしまいます。

そして定期的なメンテナンスを怠ってしまうと雨漏りが起こってしまう事があります。

あま漏れがしてきたから、メンテナンスのご依頼を頂くより、『10年経ったからメンテナンス』をご依頼いただく事で、お住まいへのダメージを抑えることができます。

まずは、防水層の大きな痛みがないかご確認をお願い致します。


ここからは実際の施工事例になります。

ご依頼は階段室へのあま漏れが起こっているので、修繕をお願いします。というご依頼でした。

現地調査にお伺いすると漏水痕がありました。どこから漏れているのか?修繕すると良い箇所は?など細かな所まで確認していきます。(進めていきます。)

現地調査➜お見積もり作成➜工事発注➜工程作成➜打ち合わせ➜ご近所様へのご挨拶➜工事着工へ

※今回の工法は”ウレタン防水”になります。

工事着工をして1番初めの作業は高圧洗浄になります。

高圧洗浄で砂や埃などの汚れ、コケを取り除き下地を清掃していきます。

今まで蓄積された汚れをきれいに取り除かないと新たに防水層を塗布してもすぐ剥がれてしまう原因になります。(密着性・耐久性の低下)

バケツに水を溜めて、専用の機械が水を圧縮して送り出す工程は市販でも販売されている高圧洗浄機と同じですが、威力が全然違います!

作業開始していくと、見た目でも分かる汚れや見た目では分からない汚れが清掃していくとみるみる落ちていきます。

高圧洗浄はとても綺麗になるので凄いですね。(笑)

洗浄後は乾燥するのを待ちます!2日目へ続く。

翌日に、接合部などの凸凹に専用のテープを取り付け及び大きな穴にはコーキングで塞いでいきます。

下地処理が終わると、プライマーというものを塗布し密着性を高めていきます。

プライマーの上を歩くとネチョネチョとしていて、密着性が強いんだと感じます。

次に防水層を形成していきます。

水色?薄い緑色?のような塗料を塗装していきます。

防水層のウレタン1層目

続いて、下記の写真は防水層のウレタン2層目になります。

1回目と同じ工程で塗り増ししていきます。

そんなに見た目は変わらないですが、厚みが大きく変わり弾力性も違います!

最後にトップコートを塗って仕上げていきます。

防水効果の維持はもちろん、紫外線から守る効果もあります。

また、摩擦の保護や汚れなど保護にもなります。

耐久性があるトップコートを塗ることで、長期間の防水性能を得ることができます。

本日は、防水工事でしたが小さな工事から大きな工事まで様々な工事を承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

『こだわり』を大切に

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

他工務店さんやハウスメーカーさんの現場、HPなどを見ることがあるのですが、各会社さんの特色・強みがありますよね。

デザインにこだわりを持っています!気密と断熱に自信があります!耐震に自信があります!耐水に自信があります!など

弊社(凰建設)では 〜お客様の想いをカタチに〜デザインにもこだわりを持ち、高気密高断熱の家づくり、温熱性能、耐震性能、特に健康になる家づくり(幻の漆喰・生づくりの床・FFCテクノロジー)他にも”こだわり”が多くあります。

一番初めはヒアリングから始まります。
朝起きて最初にする事、子育て観、休日の過ごし方、天気と家事の関係など120項目に及ぶ聞き取り調査をします。この聞き取り結果から、お客様の住まい方、家事動線、耐震性能、気密性能にも優れた間取りを設計しています。

特にこだわりのある『健康になる家づくり』とはなに?と思われていると思います。

凰建設が作り上げる”住んでますます健康になる家”とは、主に幻の漆喰・生づくりの床・清活畳・FFCテクノロジーの4つがございます。

まず初めに、幻の漆喰からご紹介致します。

〜幻の漆喰〜

幻の漆喰とは、光熱触媒を活かした天然の空気清浄器です。

光が当たらない暗がりな所でも、温度と反応をして室内の臭いなどを吸収し分解することが出来ます。効果は、半永久的に心地よいクリーンな空間を作り上げる事ができます。

また、塗り方次第で様々な仕上がりができるので、和風な感じや南ヨーロッパ風などお客様の好みに合わせることが出来るという面も大きな特徴となっております。


2つ目は、生(う)づくりの床(音響熟成木材)です。

生づくりの床〜

生づくりの床とは、木の年輪を丁寧にこすり浮き上がらせた床です。年輪の凸凹の上を素足で歩くと足ツボのように心地よく刺激します。そのため、血行が良くなり冷え症の方など、身体バランスを改善(肩こりや腰痛の予防効果)があります。

また、生づくりの床は、なんと!!厚さ38mmもあるんですよ!この厚さにするのには、きちんと理由があります。私たちが生活していても気づかない程のかすかな「たわみ」のある床が最適です。「たわみ」があることで、日常生活でストレスなく快適に生活することが出来ます。厚すぎず、薄すぎるのではなく、絶妙なバランスで考えられた数字なのです。


3つ目は竹炭入り清活畳です。

〜清活畳〜

清活畳とは、畳の中に竹炭をたっぷりと入れ込んだ畳となっております。竹炭の量は、六畳二間でドラム缶一本分の量!だからこそ、竹炭の持つ「保湿・断熱」「消臭」パワーを、そのまま畳で実現できるのです。

さらに、自己治癒力を高めることができ、免疫機能・新陳代謝を促進。ストレスを抱える方のリフレッシュ効果・脱臭効果・電磁波の無害化などの効果があると言われています。

そのため、アレルギー体質のある方にも安心してご使用して頂けることが出来ます。


最後に、FFCテクノロジーをご紹介致します。

〜FFCテクノロジー〜

FFCテクノロジーとは、木材・建材・クロス等の素材に含まれる水分(結合水)に水溶性の2種類の鉄(Fe2・Fe3)ミネラルを最新技術により含浸させる技術です。

現代の木材は酸性雨や大気汚染の影響を受け、木材そのものの機能が低下し、健康な素材とは言い切れなくなっています。 また建材・クロスを始め漆喰や珪藻土なども、化学薬品を使用して商品化されています。

そのような化学物質に、FFCテクノロジーの技術を活用することで、化学物質の害を最小限に抑える事ができるようになりました。私たちは、この技術を住宅に導入しているのです。

以上、幻の漆喰・生づくりの床・清活畳・FFCテクノロジーのご紹介でした。


次に性能を見てみましょう。

まず初めに“UA値“からです。

住宅の床、外壁、天井(屋根)や開口部などを通り外へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値となります。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことになります。(外皮とは、天井・外壁・床・窓などのことです。)

性能の良い断熱材を使用・高性能なサッシを使用することでUA値は低くなっていきます。

外皮平均熱貫流量。建物の断熱性能を示す。
UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高くなる。単位は [ W/㎡K ]

*岐阜市が入っている6地域は、UA値0.87以下という基準が設けられています。


次に“C値“とは、相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能となります。

C値が低いほど、高気密な家!!

当社では、工事中と完成後の2回 気密測定を行っています。本当に高気密な住宅になっているのか?をきちんと調査致します。

自社基準を『0.5c㎡/㎡以下』となっています。

工事施工中の1回目 気密測定

延床面積あたりのすき間面積のことで、ゼロに近いほどすき間が少なく、気密性能が高くなる。単位は [ cm2/m2 ]

C値を低くする為に、施工する際に小さな隙間も見逃さずに気密処理を丁寧に行わなければならないといけないと感じています。


続いて“Q値“についてです。

どれくらい熱が逃げにくい家なのか?がわかる数値、熱損失係数のことです。住宅の断熱性が高ければ高いほどQ値の数値は小さくなり、Q値が小さい家=熱が逃げづらい家=冷暖房の効率がよく省エネ性能が高い家だということがわかります。

熱損失係数のこと。建物からの熱の逃げにくさをあらわす。
Q値が小さいほど、熱が逃げにくいので省エネ性能が高いといえる。
単位は [ W/㎡K ]


最後に“ηA値(イータエーチ値)“とは、太陽の光を室内へ取り込みやすさを表しています。室内に入り込む日射量を外皮面積で割った値です。数値が小さいほど日射熱の侵入を防ぐことが出来るということになります。

冷房期平均日射取得率のこと。建物に当たる日射熱の何%が内部に侵入するかを示す値。
ηA値が小さいほど日射が入りづらく、冷房効率が高くなる。


まとめてみると下記のようになります。

UA値➪熱が逃げにくい=断熱性能が高い

C値➪建物の隙間面積(低ければ低いほど良い)

Q値➪熱の逃げる量(数値が低いほど省エネ)

ηA値➪太陽の光を室内に取り込む量


最後に実際にお聞きしたお声です。

先日、山下のTwitterで『あなたにとって良い家とは?』というご質問をして、ご回答頂きましたご意見を抜粋してご紹介致します。

どんな家に住もうかな?私たちの家でこんなこと、あんなことをしてみたいな♪

ここには”こだわりたい”ところだな!家族との繋がりを大切にしたい。

家族の皆様さんがご不満のない家を。家族の幸せに寄り添ってくれるお住まい。

生活動線を明確に家事動線も考慮したい。

末永く暮らすことができる事。光熱費を抑えれる事。意匠性が高く、設備がハイクラスのお住まい。

お庭ではお野菜を育てたい。バーベキューもしたいな。

お荷物が増えても収納するスペースがあること。

確実に熱橋がないお住まい!に住みたいです。

この他にも多くのご回答ありがとうございました!


家を建てるという事は、一生に一度の事です。

だからこそ!

あなたの『こだわり』を大切にしたい。と感じています。

多くの会社様を見ていただき、やっぱり”凰建設”だね!と仰って頂けるようお待ちしております。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

子供室の間仕切り工事

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

この時期になると”花粉が辛い”という方もいるのではないでしょうか。(゚ρヾ)ゴシゴシ

ちなみに山下も花粉症です。(でした?)

しかし、凰建設に入社する前は毎年ずっとくしゃみをしていたのが、今ではほぼ無くなりました。

これは高気密高断熱の性能と幻の漆喰の効果ではないのか!?と感じています。

『住んでますます健康になる家づくり』

室温が一定で毎日快適に熟睡できることが理想ですが、なかなか難しいことも事実。

断熱性・気密性に自信を持って、弊社で施工します!という工務店さんやハウスメーカーは日本全国探しても多くはありません。

アフターメンテナンスにお伺いすると、『普段の室内温度は28℃ですが快適に過ごせています!また、光熱費が格段に抑えることが出来ていて驚きです!!』というお喜びのお声を頂いております。

実際に住んでみて快適さが実感できるのですね。

定期的に内覧会を実施しておりますので、是非ご参加くださいませ♪

最短では4月16日(土曜日)・17日(日曜日)!!

高気密高断熱のお住まいで、パッシブ換気 採用のお住まいになります。

お申し込みはこちらをクリックしてください。

※こちらをクリックしてください。

さて、本日は子供室の間仕切りについてご紹介致します。

その前に子供室は必要なのか?不要なのか?というご意見もあります。

ここは難しいところです。

私は、寝る時くらいしか最近使っていません。勉強する時もですね!あとはリビングにいる感じです。( ´ ω ` *)

最近多いのは、1つの部屋として子供室を設ける、ロフト部分の空間を子供部屋として活用といった共有スペースを採用する方もいらっしゃいます。

また、新築を設計する際に大きな子供室を設けて、将来 間仕切る計画をする。そうすることで、予めサッシの配置やエアコンの配管等、考えることが出来ます。

今回は1つの大きな空間を3つの空間に間仕切り壁を施工する工事になります。

1番初めに建具枠を組みたてを行い、図面から実際にカタチにしていきます。

カタチにすると図面ではイメージできていなかった所が、より明確にわかるようになり、ここはこんな感じにしたい 等、お早めに現場担当者にお伝えいただければ変更することが可能ですので、よろしくお願い致します。

私も大工さん(助手)として、下地を打ったり墨を出したりしていました。やはり、体を動かす事は楽しいですね♪

両サイドのお部屋はお子さんが使い、真ん中のお部屋はクローゼットルームとなります。

現在は在宅ワーク(オンライン授業)が多いのでお子さんのお部屋が必要です。という方も多いのではないでしょうか?

凰建設では、様々な工事を承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

次は電気配線を行い、プラスターボードを取り付け➜巾木、廻子➜クロス貼り➜器具取り付け➜クリーニングとなっていきます。


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階段に滑り止めは必要なのか?無いとどうなるのか??

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

朝晩はまだまだ冷えますが、昼間は暖かくなりましたね。

もう(やっと?)、春なんですね♪

春というと、桜餅・フキノトウ・いちご・桜(お花見)など

そして新たな出会いのある季節ですね!

皆様は”春”というと何を連想しますか?


さて、本日は階段の滑り止めは必要なのか?

掘り下げてみようと思います。

室内の階段・屋外の階段に滑り止めは付いていますか?手すりは付いていますか?身近なことなんだけど、気にしてみたことがない方も多いのではないでしょうか。

雨や雪が降っている時に階段を上り下りしていたら、滑りやすいので”ヒヤッ”とした事を体験した事があるという方も。

室内用の滑り止めは、素足で踏むことがあるので柔らかい素材が使用されているものを採用。

屋外用の滑り止めは、靴で踏むことがあるので少しザラザラしているグリップ力があるものを採用。

滑り止めといっても多くの種類が存在するんです!

滑り止めテープ・塗料・マット(カーペットタイプ)・ノンスリップなどの種類からお選びいただくことができます。

実際に施工をすると、何より『安心感が半端ない!!』です。

もっと早く取り付ければ良かった。とお喜びの声もいただいています。

今回ご紹介している滑り止めは、リフォーム(修繕工事)の現場で実際にお客様がご体感されたてお聞きしたものになります。

ご自分でDIYとして、透明の滑り止めを施工したり(商品によっては経年劣化で黄ばむことがあるので注意が必要)、マットタイプの滑り止めを施工してみました。というお声もお聞きいたします。

様々な種類から、素敵な商品が見つかることも。


ここから下記は実際の施工事例になります。

ご依頼はいま現在も滑り止めが付いているのですが、滑って”ヒヤッ”とするので、良いものを教えてください。というご依頼でした。

まずは、現地調査を行い実測➩お見積もりを作成いたします。そこから商品のご提案(性能・デザイン性)をご説明しながらお打ち合わせを進めていきます。

滑り止めの素材はどのようなものが良いのか?夜間も使われるので目立つ色が良いのか?など考えられることがあります。

取り付け作業が終わると、前より滑りにくくなりました!グリップ力が掛かっているので上り下りが安心になりました。というお言葉をいただけました。

身近で気兼ねなく使っている階段を安心安全で使用する為には、このような工夫もあるのですね。

改めて身近な廻りにも気に留めてみたいと思います!


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