パッシブハウスのデメリットは?

皆様こんにちは!

1月分の電気代の請求を見てびっくり\(◎o◎)/!な森島です。

12月の2倍も電気を使っていました。(泣) 寒さには耐えられないので、12月から暖房解禁してからあまり我慢はしていないのですが、12月と1月で何が違ったのか原因を探っています。

年始のお休みもあり日中の暖房費がかさんだんだろうか…

今の生活のように暖房費にひぃひぃ言わなくても良い、冬が過ごせるパッシブハウス。

パッシブハウスとは簡単に言うと、家の保温性を高めて太陽の恩恵を存分に受ける家です。

先日の完成内覧会で、「パッシブハウスって、冷暖房費が抑えられて、今より快適な暮らしができて、家自体も長持ちして、良い事尽くしなんだからみんなパッシブハウスを建てればいいんじゃないの?逆にデメリットはあるの??」というご質問を頂きました。

パッシブハウスのデメリットは2点あります。

1つ目は、初期費用が掛かることです。

外の寒さや暑さを家の中に伝えない躯体にするには、通常の2~3倍の断熱材が必要になってきます。ペラペラTシャツともこもこダウンジャケットは同じ金額では買えません。
材料が増える分、建築コストももちろん上がります。

ただ、躯体にお金を掛けた分、夏冬の冷暖房費は抑えられるというのと、湿気の影響を受けないというのが躯体や内装までも長持ちさせてくれる=メンテナンス費用が掛からないということに繋がります。

燃費の良い車を買う時と同じ考え方で、長く使えば使うほど得をする建物です。

2つ目は、長く使われない建物には向かない、です。

先ほどの長く使えば使うほどお得になる建物と書きましたが、

これまでの日本の様に30年でスクラップアンドビルドを繰り返す家の使い方では、ただ高い買い物をしたというだけで終わってしまします。

「パッシブハウス」とは1991年にドイツのパッシブハウス研究所によって確立された省エネ住宅基準のことで、100年以上使われることを想定しています。


パッシブハウスのデメリット、いかがでしたでしょうか?

後世に受け継ぐ家、世代を超えて持続可能な家、それがパッシブハウスです。

住環境、家づくりの資金など、様々な悩みがあるかと思いますが、今から家を建てるという事は未来にも責任を持っていただきたいと思います。

焦らずじっくり家づくりを検討していただければ幸いです。

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