床材のグレードって何が違うの?

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

毎週火曜日に進捗会議というのがあり、各現場の進捗やイベントであったり各自報告などがあります。

参加するのは社長、総務、設計、デザイン、監督になります。

工事の進捗はどこまで行っているのか?次の工程は?各種検査は?問題は起こっていないのか?納まりは??

様々な情報を共有します!

その中でHPのブログをみる機会があるのですが、そこで床材のPグレードとかNグレードの詳細わかりますか?という話になりました。

んーー、やばい忘れたという・・・

そこで改めて私たちの再確認としてブログでもご紹介してみようかなと思います。📚✍

無垢フローリングには様々な種類があるんですよね。

『フローリング スズキ ナラ UNIタイプ Pグレード ウレタン塗装』

初めはなに?え?呪文ですか?となっていました。

それでは詳しく見ていきましょう!

樹種には様々な種類があります。

・オーク(ナラ)の床材であると硬質で傷が付きにくい事と耐久・耐水性があります。店舗内で土足でも使用することができます。

・クリ(チェスナット)の床材では木目がはっきりとしており湿度に強い事と腐食しにくく耐久性があります。強固の材種です!

・チーク材では木目が美しいです。光沢があり経年変化も楽しむことができます。(黄白色から金褐色に変化していきます)

この他にも材種はありますが、今回は3つを簡潔にご紹介してみました。

※ナラ、カバ、アカシア、クリ、タモ、メープル、クルミ、ネシアチーク、カリン、ピンカド、ケンパス、ゴム、バンブー、西南桜など (順不同)


次に○○タイプについて

・OPCタイプとは、1本の木からフローリングの長さを切り出した一枚物の無垢フローリングです。(1820mm)

1本の木(丸太)から一定の長さを確保できる量に限りがあるため、ほかのものに比べると高価になってします。

・UNIタイプとは、縦方向に4~5枚繋ぎ合わせて定尺の1820mmにしたフローリングです。

※繋ぎ合わせている枚数は異なります。

改修工事で多く採用しているのが、UNIタイプになります。

・FJLタイプとは、小さなピースの無垢材を1枚の決められた長さや幅にする為に縦方向にも横方向にも繋ぎ合わせて作られたものです。

タイプといっても種類が多いですね!


次は○グレードについて

・Pグレードとは、節・色の濃淡・軽微な特徴を極力外してあるグレードになります。

・Sグレードとは、軽微な節・色の濃淡などの特徴を含んでいるグレード

・Nグレードとは、節・色の濃淡・パテ処理を含んでいるグレード

・Fグレードとは、大きな節や色むら、カスリ、入皮など木の持つすべての特徴を含んでいるグレード( ナラのみになります)

多く使われているのはPグレードですね!


○○塗装について

・ウレタン塗装とは、表面にウレタンの皮膜を塗ることで木材の表面を保護する仕上方法になります。通常は光沢のある仕上げになっており塗装の強度を増す為、UV(紫外線)照射によって硬化させる塗装が一般的です。

・オイル塗装(自然塗装)とは、木肌に天然素材から作られたオイル塗料を染み込ませるにして仕上げる方法になります。つや消しで落ち着いた風合いに仕上がり木の温もりを感じられる一面、汚れやすいので日々のお手入れが大切です。

・UV塗装とは、自然塗装のような風合いなっており、キズや汚れに強いので汚れにくくお手入れが簡単です。


このように見ていくと無垢材の呪文のような文がわかってきますね。

書いてみて改めて学ぶことがありました。

本日もブログを最後までご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です