皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
お盆明けというのはバタバタしますね。
連休中になるとその間はお仕事をしていないので現場の確認、お見積もり依頼および連絡といった業務が多岐にわたります。
※連休中でも緊急な現場は対応しております。
現地調査をしてお見積もり作成、打ち合わせと各現場進めていきます!
よし!今日も一日頑張っていきましょう(ง •̀_•́)ง
本日は解体工事について
解体工事は建物をただ壊すというイメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どんな建物にも多くの思い出が詰まっています。
日々の生活を過ごしたしたお部屋、空間があるのが当たり前だったのが取り壊されてしまうのは寂しいです。
今まで本当にありがとう。無事に育ててくれてありがとう。雨風を凌いで守ってくれて笑顔溢れる家庭を支えてくれてありがとう。
お住まいには感謝をしきれないです。。
私自身もなんとも言えないウルっとした感じがします。
工事が決まると『アスベスト事前調査』を実施します。
アスベストってなんだろう?たまに聞いたことがある。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アスベストとは別名:石綿といい非常に細かい(髪の毛の5000分の1の太さ)天然の鉱物繊維になります。
1960年代に様々な建材で使用されていたもので耐火性・断熱性・保温性・防音性に優れているものです。
しかし”2006年9月1日から”は全面的に使用が禁止にされました。
それは一体何故なのか?
アスベストを吸ってしまうと作業をする方、周りの方の健康被害(発がん性などのリスク)にあってしまうからです。
これは対策しないとまずいよね?ということでアスベスト事前調査が義務付けされました。
私たちの身近にあるアスベストが含まれている建材は屋根材、外壁材、天井、壁、床(ビニール床)になります。
意外と私たちの身近にあるんです。
危険度いうとレベル3になります。建材に練り込まれており、固形されているので比較的飛散しにくいもの。
レベル1・2に比べて固く割れにくい建材のため飛散のリスクが低いので『日常生活では問題なく』ご使用いただけます。
※割れたりすると注意が必要です。
撤去する場合は湿潤するなど対策を取りながら割らないように作業を進めていきます。
この他にレベル2とレベル1があります。
レベル2では配管などに巻き付けてある保温材や断熱材として使用されています。
レベル1よりも飛散のリスクは少ないですがアスベストの密度が低く軽いものが多いためので対策をして慎重に作業を進めていかないと飛散してしまいます。
最後にレベル1では石綿の吹き付け材です。
耐火性を高めるために梁、柱に吹き付けていたものにアスベストが含まれていた。
ビルの機械室、エレベーター周りには確実に含まれていると思っていた方が良いです。
解体を行う場合はアスベスト撤去作業が必修になり、薬液を使って飛散を防止する封じ込めをする。などの対策を行います。
1番危険なのはレベル1の吹き付け財です!!
アスベスト事前調査を行うと報告書を作成し掲示をしなければなりません。
今回も右下に掲示を行っております。
アスベストが含まれているのか?対策はどのように進めていくのか?工事期間は?が記載されているので工事現場を見かけた際に見てみると良いかもしれませんね。
工事がいざ現場で始まるまでに事前に事務作業、現場で安全対策などの作業があるのですね!
これから足場を設置し建物の解体を重機により進めていきます。
安全対策と近隣の方にも再度ご挨拶をしてから無事に作業が終わるようにさせていただきます。
本日もご安全に!!
本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします🙇