皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
先日、某建設会社さんの安全対策について話を聞きました。
高所作業中に転落事故が起こってしまった。という内容でした。
急にドンッと鈍い音が聞こえた時に振り向いたら既に落ちてきてしまっていたという状態。声をかけても意識はあるけれど動くことができない。
衝撃で身体が硬直してしまっているので、すぐには動けないんです。無理に動かすと悪化するかもしれない。
救急隊の方が現着し病院へ搬送、警察の方も到着し現場検証を行います。(事件性はなしという判断だったようです。)
不幸中の幸いで骨折だけで命に別状はありませんでしたが、高所から転落しているので精密検査を行わなければなりません。とお医者さんからの説明があり、ご家族の方からの現場での状況と安全対策は?と現場担当の方は聞かれます。
なぜ転落事故が起こるのか?安全対策はしていなかったのか?ただ見ているだけだったのか?危険な仕事をさせないで!と様々なことがあったようです。
そうですよね。大切なご家族の方が怪我をしてしまったり命に関わることがあると許せないです。
その会社さんは今回の教訓からより一層の安全対策を徹底しています。という事でした。
今回の話を聞いて…
凄く怖いと感じながら聞いていました。
まずは『ヘルメットの着用』と『安全帯の正しい使用方法』です。
高所作業、掘削作業と建設現場では危険と隣り合わせです。だから一人一人が命を守る対策をして欲しいと思います。
思うだけではダメです。きちんと『ヘルメット』を着用させることが重要です。
どんな現場でも多くの職人さんが出入りします。職人さん同士、支え合っていいものを作り上げたいと思っている仲間がいる。
いつも通りに行うだけ。いつもと同じだから。これって慣れですよね?慣れが1番危ないです。
慣れてくると油断が出てきます。そうなるとミスや事故に繋がってきます。
いや、私は大丈夫だし。俺は大丈夫やもん。
その慣れと油断は禁物です!あとから、こうしてけば、良かったと後悔しないように安全対策をしなかればならないと改めて感じます。
本日もご安全に1日を過ごし帰宅できますように。
本日は屋根の葺き替え工事について
今まではトタン屋根で定期的な塗装が必要でした。どうしてもサビが発生してしまい腐食が進むと穴が空いてしまい雨漏りがしてしまうからです。
トタン屋根のままで定期的に塗装を行うのか?思い切ってサビに強いガルバリウム鋼板に葺き替えるのか?
Q:ガルバリウム鋼板ってなに?
素材は亜鉛・アルミニウム・シリコンからつくられた亜鉛合金メッキ鋼板になります。
特徴として長期の耐久性・耐食性・耐熱性があります。
サビに強い!(沿岸部では洗浄が必要です。)
軽量素材でカバー工法(張り増し)が可能と様々なメリットがあります。
私たちのお住まいで外壁や屋根に採用されることが多い素材になります。様々なカラーバリエーションがあることも良いですね✨️
日鉄鋼板株式会社さんの製品について詳しくはこちらをクリックしてください♪
そして屋根の葺き替え工事を行う当日!!
作業人数は5人となります。
瓦屋さん、板金屋さん、大工さん🔥
朝イチに本宅の瓦を一部捲ってから屋根を剥がしていきます。
既設の屋根を剥がして掃除をしたら軒先の軒天を上から貼り替えていきます。
声を掛け合いながら安全に!!
軒天を貼り替えが終わるとビルボード(サービスボード)を施工します。
ビルボードとは屋根の下地材で採用しています。
こちらを敷くことで雨音を軽減すること、暑さ寒さを和らげることができる優れものです。
下地補強→針葉樹合板→ビルボード→2次防水シート→ガルバリウム鋼板と仕上げていきます!
雨養生をきちんと行い1日目は作業完了。
2日目よりガルバリウム屋根を葺いていきます。
本日もブログをご覧いただきましてありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします🙇