皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
“おきあがりこぼし”という物をご存知でしょうか?
どの方向からでも力を加えて倒そうとしても起き上がってくる昔ながらのおもちゃです。
現場監督をしていると多くの人として関わることがあるので様々な意見があります。
そこまで言うか?という事もありますが、いつまでも引きずる訳にはいきません。
おきあがりこぼしの様になん度も立ち上がってくる鋼のメンタルでいきたいですね!(*´ω`*)
本日は外壁塗装について
外壁のメンテナンスは約10年(8年の場合あり)に一度必要だと言われています。
長いようで短い期間ですが1番多いのがコーキングの部分が劣化してしまいます。
サイディング同士の目地に施工してあるコーキングが太陽の光や雨風を受ける事で、ひび割れが欠損が起こっているところを見かけます。
コーキングの打ち替えだけで納まるならまだ良い方・・・万が一 ひび割れが起こっている箇所から水がサイディングの中に入り水を吸ってしまったら大変なことになってしまいます。
一度サイディングが水を吸ってしまうと張り替える方法と板金などでカバーをする(カバー工法)をしなければなりません。
塗装でまだ大丈夫でしょ!と進めていくと塗装をした後(直後)は大丈夫ですが、1ヶ月・2ヶ月程で塗装も剥がれてしまいます。
また塗装前のようにボロボロになってしまう事や上から塗料が剥がれ落ちてくる恐れがあります。
このような事があるから少しでも早くメンテナンスを行い、どのように工事を進めていくのか考えなければなりません。
外壁塗装工事は下記のように進みます。
まず初めに現地調査です。いま現在の外壁の状態、面積とどこの部分を塗るのか?補修するのかを確認していきます。
お見積りを作成しご提示、塗料の打ち合わせへと進みます。工事工程の確認、近隣挨拶などもあります。
工事着工になりますと仮設足場を設置し外壁の高圧洗浄を行い汚れなど不純物を除去していきます。
次にコーキングの打ち替えを行い塗装へと進めていきます!
こちらの詳細は次回のブログでご紹介いたしますね♪
外壁塗装を行う場合どのようにしたらいいの?塗料の種類って沢山あるんじゃ…Ҩ(´-ω-`)
塗装の種類は主に4種類あります。この中で多く使われるものは『シリコン塗料』になります。
簡潔に見ていきましょう!
アクリル塗料 (耐久性:3〜8年)
費用は安く、カラーバリエーションも豊富でDIYでよく使われている塗料になります。
しかし、紫外線に弱いため劣化が早いです。
ウレタン塗料 (耐久性:5〜10年)
塗膜に光沢があるため高級感のある塗料になります。鉄部や木部、塩ビなどで幅広く使用することができます。
しかし、紫外線で変色が起こりやすい、汚れが目立ちやすいという点もあります。
シリコン塗料 (耐久性:10〜12年)
塗装工事の際に多く使われるシリコン塗料!
耐熱性があり600℃前後まで耐えることが出来ること。耐水面では塗膜が固く撥水性もあります。
また耐候性もあるため酸性雨や強風にも耐えることが出来ます。さらに光沢もあり汚れが付きにくい点もある塗料になります。
しかし、塗装する素材が伸縮するものや振動が多い土地ではひび割れが起こりやすいという面もあります。
フッ素塗料(耐久性:12年〜20年)
高い耐久性と耐候性があるので長期間風雨に晒されても、隙間をつくらず強固に家を守ってくれます。
また!親水性、防藻・防カビ性、耐摩耗性、耐薬品性にも優れています!!
初期コストは高いですが、耐久性がある為トータルコストを節約することができます。
しかし、シリコン塗料と同じく塗装する素材が伸縮するものや振動が多い土地ではひび割れが起こりやすいという面もあります。
フッ素塗料が1番良いですが金額に驚かれてしまいます。コストパフォーマンスと金額を考えるとシリコン塗料がおすすめです。
みなさんも日頃から簡単に出来る外壁の点検をしてみましょう!
①サイディング同士の間にコーキング(シリコン)があるのですが、ひび割れが起こっていないか?欠損は起こっていないか?ゴムみたいなプニプニしているものです。
②外壁を触るとチョーキング現象が起こっていたらメンテナンスの時期です。
※チョーキングとは、サイディング(外壁)を触ると手に白い粉が付くことを言います。手に着くようになりましたら、そろそろ塗り替えの時期だな。と思って頂けると良いです。
③外壁にコケ(苔)やきのこが生えていないか?特に多く見かけるのがベランダの内側に発生しています。
④外壁のひび割れ、はがれ 等
お時間のある際にご確認をお願いいたします。
大切なお住まいを末永く暮らしていけるよう・・・。
弊社では大きな工事から小さな工事まで様々な工事を承っております。こんな事もお願いしてもいいの?と思われることもお気軽にお問い合わせくださいませ♪
本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。