皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
2023年も残り15日ほどになりました。
各現場 年末に向けて工事が進んでおります!
特に改修工事ではお客様が住みながらの工事になります。工事途中にならないよう完成を目指して作業を進めています。
どうしてもバタバタになりがちな時期ではありますが1件1件 丁寧細かなところまで現場管理を怠りません。
ここが気になるなぁ…というお困り事などお気軽にお問い合わせくださいね♪
本日は外構工事について
始まりはOB様宅の定期点検(アフターメンテナンス)にてご相談がありました。
敷地内から道路へ出入りする乗り入れ箇所に砂利があるのですが、どうしても道路の方に行ってしまう。
車が通る箇所の砂利道があるのですが凸凹になっていて運転してるとガクンガクンなってしまう。雨が降ると水溜まりができてしまう。
カーポート下に砂利が敷いてあるのですか、雨水が側溝の方へ行くような勾配になっているので車の出入りする方向に変更して欲しい。
下水が浄化槽になっているので下水管を引き込みたい。というご依頼でした。
まずは寸法を測りながら砂利を入れ替える箇所と土間コンクリートを打設する箇所を図面に示しながら職人さんと打ち合わせを行います。
同じく下水の配管経路も確認していきます。
車のタイヤが通る箇所に配管をするのは…なるべく避けたいので車の真ん中に来る位置にすることで行政へ申請を進めていきます。
そこからお見積もり作成、使用する材料がどのくらい必要なのか?測ってきた寸法から平米数など計算していきます。
どのように工事を進めていくのか?イメージをしながら作成していくことでお客様との打ち合わせでも役に立ちますね。
現場管理する人が内容を理解していなければ職人さんは手待ちになってしまうので事前準備は大切です!
ご契約をし工事工程を作成、近隣挨拶を行い工事を行います。
1番初めは下水切り替えからになるので前面道路から下水管を引き込み敷地内にも配管を延長していきます。
掘削を行い配管を埋設、台所やお風呂といった配管同士が合流する箇所であったり配管が曲がる箇所には”汚水マス”を設けます。
万が一、汚水が詰まってしまった場合にマスを開けるとどこの位置で詰まってしまっているのか?が分かります。
上記のように曲がる箇所にマスが設けられており、このマスより上流で詰まっていれば開けても水は溜まっていません。
逆にこのマスより下流で詰まっていれば水が溜まってしまっている状態です。
ということは汚水マスがあることで詰まっている箇所が大体分かるということです!
なるほど…邪魔だなぁと言われがちなマスですが重要な役割をしていたのですね♪
次に外構工事です。
既存の砂利や残土を鋤取り(すきとり)整地を行います。不陸を直しながら最後に転圧を行い下地作りは完成です!
並行してカーポート下の土間コンクリート下地も進めていきます。
水勾配を変更するので側溝側は少し高めに型枠を設け車の乗り入れを優先し作業を進めていきます。
水糸を張っているとここまで高くなるの!?と思いますが実際に施工されると、あれ思ったりだった。ということがあります。
なんとも不思議な現象ですね・・・
下記はカーポート下の下地作りからコンクリート打設までです。
型枠を設置した後、ワイヤーメッシュを敷いていきます。
ワイヤーメッシュは5×200×200と規格で作成されているので需要があります!考えられた方はすごいです。
※コンクリートのひび割れ防止・強度の補強に用いられるものです。
写真では見えにくいですがスペーサーブロックにて『かぶり厚さを60mm以上設けています』
かぶり厚さとは、鉄筋を覆っているコンクリートの厚さのことで表面から鉄筋の表面までの距離をいいます。
鉄筋は酸化しやすい性質を持っていますがコンクリートのアルカリ性によって錆びるのを防いでいます。
しかしコンクリートが中性化してしまいヒビ割れなどによって水が入り込んでしまうと錆びてしまいます。
そのため、かぶり厚は必要なのです。
土間コンクリートを打設する準備まで出来たらいよいよコンクリート打設です!
カーポート下にポンプ車のブームが当たらないよう職人さんの熟練の操作には驚かされました。
コンクリートを流しながらバイブレーターをかけていく外構屋さんも必要な作業です。
※振動によってコンクリートを型枠であったり鉄筋の隅々まで充填し空気泡を抜くために行うになります。
この作業も仕上がりに関わってくる重要な工程になります。もし行わないとコンクリートの表面に凸凹ができてしまい見た目も悪くなることや気泡が残ってしまい鉄筋が露出する恐れがあります。
土間コンクリートを打設すると言っても多くの工程がありますね!
最後に砂利(20-40の青黒系)を敷きならしていき乗り入れ口にも土間コンクリートを打設して完成になります!
工事期間は1ヶ月弱とありましたが作業の工程ごとにLINEを通してご報告をさせて頂きました。
外構工事といってもお客様には初めてなことばかりです。なぜこの作業を行うのか?この作業を行うことで得られることは?
不安なことが少しでも和らぐようご連絡をさせていただくようにしています。
様々な建設会社さんがありますがどこにお願いされるか?はお客様がお選びいただくことです。
凰建設にしよう!と仰っていただけるよう私自身も日々精進しなければなりませんがブログを通して少しでも多くの方に見ていただけるよう続けています。
物価高騰の時代ではありますが『親切丁寧に夢をカタチにするお手伝い』をお任せ下さい!
工事が終わり1週間ほどご使用いただいてから完成検査を行わさせて頂き気になってる箇所はないか?仕上がりなど細かな箇所を一緒に確認していきます。
お客様から凰建設さんにお願いしてよかった!とても満足していますし進捗の連絡を頂けたので安心してお任せすることが出来ました。とお喜びのお言葉を頂けました。
ありがとうございます🙇
やはりお客様に喜んでいただけることが1番嬉しいですね。ありがとうございました。
今後ともお困り事や気になる所がありましたらお気軽にお問い合わせくださいね♪
本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。