屋根の改修工事

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

昼間は打ち合わせや、現場での作業をして夕方事務所に戻ってくるのですが、自分が納得するまで打ち込みたい(やり遂げたい)と日々感じています。

打ち合わせでは、お客様と行ったり職人さんと行うことがあります。”納まり”はどのように施工するのか?材料は足りているのか?困っていることはないか?など。

現場での作業は、安全管理、品質管理、工程管理(原価管理)を主に管理していきます。

危険箇所はないか?熱中症、脱水症状は大丈夫か?こまめに品質を確認していく事。中途半端にしない事。など

事務所では、材料の拾い出し、書類の作成、打ち合わせの準備など。

夕方、今日の現場を周り終わって事務所に戻り書類を作成していたら、社長が”秋刀魚(さんま)”を焼いて下さいました。ありがとうございます🙇‍♀️

秋刀魚には、血管のつまりを防ぐ効果(血液をサラサラ)、脳細胞を活性化させる効果もあり鉄分のミネラルも豊富です。

久しぶりに、秋刀魚(さんま)を頂いたのですがとっても美味しかったです!!

前置きが長い!と言われそうなので、この辺で。


さて、本日は屋根の改修工事です。

今回は棟の瓦を葺き替える工事を行っているのですが、熨斗瓦(のし瓦)の種類の多さに驚きました。

熨斗瓦とは、屋根瓦の頂上に設置されている短冊形の瓦のことです。

全部で25種類以上!?

一般的な熨斗瓦と違い、いろいろな形や種類がありました。下記の写真は一部になります。

引用元:淡路瓦

棟瓦とは、屋根の頂点に当たる部分になります。

棟瓦部分は特に雨の侵入が心配されている箇所です。

土と漆喰によって成り立って出来ている棟は、漆喰の剥がれと土の流出や、建物の揺れ等(自然災害)で次第に形が崩れていってしまいます。

そうなると、熨斗瓦や棟瓦の滑落、あま漏れが起こってしまう事が…。

なので、メンテナンスを行い瓦がズレていないか?ひび割れが起こっていないか?漆喰の劣化具合などを確認する必要があります。

屋根瓦の全てを葺き替えるのでは無く、棟瓦・熨斗瓦の部分工事も可能です。

熨斗瓦は、ジョイント(継ぎ目)から雨水が浸入しやすいので、漆喰などを塗り込みながら施工していきます。

また、積み重ねて施工する際に継ぎ目となる所をずらしながら積み上げていきます。

ここで大切なのは、きちんと水勾配が取られているか?もし、雨水が入り込んでも水が排水されるようにしていれば、あま漏れが起こらないようになります。

熨斗瓦を葺き替えて、最後に番線で固定していきます!!

番線が緩いとズレの原因になりますので、確実に施工を行いました。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します。

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