皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
連日の雨で水分補給をした草は、この厳しい暑さの中すくすくと成長していました!いや、、植物の生命力はすごい…。と思いながら草刈りを行いました
さて、本日は床がふわふわするというご依頼を頂き床の張り替え工事を施工致しましたのでご紹介致します。
現場に行き実際に歩いてみると結構沈む箇所が多々ありました。大引きなどが傷んでしまっている…。
家具や畳を移動させたら、いよいよ工事が始まります!(ホコリなどが舞いますのでしっかりと養生をして)
今回の解体工事は弊社で行い、山下も参戦🔥しました!
合板を剥がしていくと、、なんと!大引きがない!?!?
本来であれば幅90mm×90mmの角材がありますが、シロアリ被害で形もなくなってしまっていました。
解体中、合板が崩れ落ちてヒヤッとしたのはここだけの話…。よくテレビ番組で落とし穴に落ちるドッキリはこういうものなんだと実感することが出来ました!笑
解体工事が終わりましたら、束石を水平にし防腐防蟻処理をして新しい床束・大引き・根太を取り付けていきました!この上に合板を敷いて、化粧の床材や畳を取り付けていきました。
束石(つか いし)とは、木造建築物の床束など下に敷く石のことです。昔は河原などにある自然石の石を使っていたこともあるそうです。この他にもコンクリートブロックなども使っています。
*ホームセンターの資材売り場でも見掛けるコンクリートのピンコロを想像していただけると分かりやすいかと思います。
床束(ゆか つか)とは、束石と大引きの間にある小さな柱のことです。近代では木製のものではなく樹脂製のものや鋼製のものなど様々なものが使われています。
大引きとは、床を支えている梁部分で束石と床束の上にくる材になっております。そして、この上に根太という材を敷き床を支える補強部材となっており床の安全性、居住性を高める目的で根太を設けています。(1尺/303mmピッチで取り付けています。)
本日もブログをご覧頂きましてありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します。
床下のイメージ図とてもわかりやすいね。