床の下地はどうなってるの?補強は必要なの??

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

経営をするということは容易ではないと感じています。

いま現在、私に至らない点を社長をはじめ多くの方に指摘をしていただいています。

甘い指摘よりも厳しい指摘をしていただけるので自分自身、成長ができると思います。

いつもありがとうございます!

どうしたら良いのか?どうしたら良かったのか?

よい点もありますが見直さなければならない点も多くあります。

いまは会社員なので会社に守られている状態ですが経営をする立場になると守ってくれる存在はなくなります。

仕事がなくても給料が貰える。仕事が終わらなくてももらえる。といったものが仕事を得るために足を動かして声をかけなければなりません。

これからの建設業界は新築は減っていき改修工事が増えていきます。

改修工事となるとお施主さまが住みながらの工事が多くなります。

工事の進捗(内容)を逐一、報告・連絡・相談をする。

現場が増えたから。忙しいから。出来ないと言ってしまうのではなくLINEも活用しながら進めていくことも大切だと思います。

皆さんがご覧になることがあるSNSの活用も業界では戦略的になっていきますね。

どこで差別化をつけるのか。。


本日は床の改修工事について

私たちのお住まいに当たり前にある『床』。

床の構造はどうなっているんだろう?と考えたことはありますでしょうか?

あるのが当たり前なので、考えたことなかったという方が多いのではないでしょうか?

それでは詳しく見ていきましょう!

まず、今回の基礎は布基礎でした。

ベタ基礎とは違い『土が露出』しているものになります。

土が見えている状態ということは地面から湿気が上がってくる恐れがある。シロアリが来てしまうリスクがあります。

なので防湿シートを全面に敷き湿気などが上がってくる恐れを防いでいきます。

※シートを敷いていくとジョイントはどうしてもできてしまいます。その部分はシートのかさなり部分を150以上にし気密テープ(白色のテープ)を取り付けていきます。

ここでも丁寧に作業を進めていきます!!

次に木材に防蟻防腐処理を行います!

1本1本、防蟻処理を行うことでシロアリの被害を防げるようにしています。もちろん既設の木材で塗布できる箇所には行います。

また、下記の写真を見ていただくと地面から黒いものがぴょこぴょこ立っているのがわかると思います。

こちらはプラ束といい場所ごとに高さを調節ができる優れもの!

昔は木材で高さをカットして取り付けていたものがプラ束が出てからは便利になりましたね。

今回はピアノなど重たいものを置かれるという事でしたのでプラ束の本数を増やして補強を得ています。

将来、何か重たいものを置くかもしれない場合はお早めにご連絡お願いいたします🤲

この他に大引きの90×90(紫色の線)桧材を取り付けていき、その上に根太の45×45(赤色の線)米松材を流していきます。

この時点で床の水平は出ている状態です!

え、一体どこで確認していたの??

大引きを据え付けた際に水糸やレーザーを用いながら水平を出していたんです!!

大工さんの作業が本当に早すぎて写真を撮るのを忘れていました。


下地まで出来たらIフォームという断熱材を取り付け、構造用合板を取り付けていきます!

ちょっと待った!

断熱材を取り付けるのはわかるけど、構造用合板は必要なの!?

仕上げで貼る床材の厚みがある場合は構造用合板を貼らなくても良いですが15mmのフローリングなどの場合は捨て貼りを行うと安心です。

なぜかと言うと床がたわむ恐れがあるからです。

このようにならないように構造用合板を貼ります!


次の作業は天井と壁の下地になります。

またご紹介させて頂きますね!

本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします

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