皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
いま、インターンシップの子が来てくれているのですがとても懐かしく感じています。
私もこういう時期があったなぁ・・・
初めて凰建設に来た時は分からないことが多くありました。先輩方に教えて貰いながら現場での作業といった事が多かったですが『教えてもらう側、教える側』といった立場や見方を変えてみると新たな発見がありますね。
私は日中 各現場で管理や打ち合わせをしているので、なかなか話せていませんが話せる機会があるといいなと思います。
本日は床の張り替えをご紹介いたします。
私たちの家にもある床・・・
ふわふわしていたりする事はありませんでしょうか?特に階段の下であったり荷重が掛かる箇所はなりやすいです。
小さい頃に下から3段目からジャンプして降りていました…とお聞きすることもあります。
ジャンプしてみる事がガッツポーズ(งᐛ )งでしたね。笑
今では12mmや15mmのフロア材を施工する際は一度捨て張りといった合板を張ってから施工しているのでふわふわすることが無くなってきています。
日々進歩しているのですね。( ˶˙º˙˶ )
弊社では生づくりの床を採用することがあります。
生づくりの床(うづくりの床)とは、木の持つ特性を保ったまま乾燥させた音響熟成木材です。
凸凹が足ツボを刺激してくれたり、湿度調節をしてくれるなどの効果があります。
そのため血行が良くなり冷え症の方など、身体バランスを改善(肩こりや腰痛の予防効果)があります。
また、生づくりの床はなんと!!厚さ38mmもあるんですよ!Σ(・ω・ノ)ノ
この厚さにするのには、きちんと理由があります。私たちが生活していても気づかない程のかすかな「たわみ」のある床が最適と言われています。”たわみ”があることで、日常生活でストレスなく快適に生活することが出来ます。厚すぎず、薄すぎるのではなく、絶妙なバランスで考えられた数字なのです。杉の香りと踏み心地が良いのはもちろん、見えない効果で家族の健康をサポートしてくれる床になっています。
自然素材で杉の良い香りが・・・
生づくりの床、おすすめです\( ˆoˆ )/✨✨
新築や改修工事でも採用されています!
生づくりの床をおすすめしていて、今回は違うフロア材を使用してみました。
なんでやねんですよね…すみません!
さてさて、まずは既設の床を解体して何も無い状態まで持っていき清掃をしていきます。
束石を水平に置いて、木材には防腐防蟻処理を行い床束・大引き・根太を取り付けていきました!
もし、水平でないと歩く際に床が凸凹したりする恐れがあるので正確に確認をしていきます。
※束石…木造建築物の床束など下に敷く石のことです。昔は河原などにある自然石の石を使っていたので解体をすると大きい石が置いてあります。
※床束…束石と大引きの間にある小さな柱のことです。近代では木製のものではなく樹脂製のものや鋼製のものなど様々なものが使われています。
大引きとは、床を支えている梁部分で束石と床束の上にくる材になっております。そして、この上に根太という材を敷き床を支える補強部材となっており床の安全性、居住性を高める目的で根太を設けています。(1尺/303mmピッチで取り付けています。)
当たり前ですが下の写真を見るとピシッ!と取り付けられています。このように下地も綺麗に施工してあると安心しますし気持ちの良いものですね。
この上に捨て張りの合板を敷いて、化粧の床材(フロア材)を取り付けていきます。
今後どのように進んでいくのか楽しみですね!またご紹介出来たら良いなと思います。
本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。