外壁の塗装工事を行う前に塗料の特徴を知っておくと良いです!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

10月末から11月上旬にかけて職場体験やインターンシップがありました。

建設業に進みたい!という方や、まだどんな仕事をしたいか分からないけど建設業を体験して見たいという方も見えました。

まだまだ、これからです❕

私が言える立場ではありませんが、『様々な事に挑戦して失敗し成功を得てください。』必ずあなたの力になります!


本日は久しぶり?の外壁塗装について

今回は既存のサイディング仕上げを残す”クリア塗装”を行いました。

塗装の種類は主に4種類あります。この中で多く使われるものは『シリコン塗料』になります。

アクリル塗料 (耐久性:3〜8年)

費用は安く、カラーバリエーションも豊富でDIYでよく使われている塗料になります。

しかし、紫外線に弱いため劣化が早いです。

ウレタン塗料 (耐久性:5〜10年)

塗膜に光沢があるため高級感のある塗料になります。鉄部や木部、塩ビなどで幅広く使用することができます。

しかし、紫外線で変色が起こりやすい、汚れが目立ちやすいという点もあります。

シリコン塗料 (耐久性:10〜12年)

塗装工事の際に多く使われるシリコン塗料!

耐熱性があり600℃前後まで耐えることが出来ること。耐水面では塗膜が固く撥水性もあります。

また耐候性もあるため酸性雨や強風にも耐えることが出来ます。さらに光沢もあり汚れが付きにくい点もある塗料になります。

しかし、塗装する素材が伸縮するものや振動が多い土地ではひび割れが起こりやすいという面もあります。

フッ素塗料(耐久性:12年〜20年)

高い耐久性と耐候性があるので長期間風雨に晒されても、隙間をつくらず強固に家を守ってくれます。

また!親水性、防藻・防カビ性、耐摩耗性、耐薬品性にも優れています!!

初期コストは高いですが、耐久性がある為トータルコストを節約することができます。

しかし、シリコン塗料と同じく塗装する素材が伸縮するものや振動が多い土地ではひび割れが起こりやすいという面もあります。


ご注意お願いいたします。

塗装工事ができるのは素材が傷んでいなければ可能です。

外壁は約10年(5年の場合あり)に一度のメンテナンスが必要だと言われています。

長いようで短い期間ですが、その前に約5年で”コーキング”の部分が劣化してしまいます。

サイディング同士の目地に施工してあるコーキングが太陽の光や雨風を受ける事で、ひび割れが欠損が起こっているところを見かけます。

コーキングの打ち替えだけで納まるならまだ良い方・・・万が一 ひび割れが起こっている箇所から水がサイディングの中に入り水を吸ってしまったら大変なことになります。

一度サイディングが水を吸ってしまうと張り替える方法と板金などでカバーをする(カバー工法)をしなければなりません。

塗装で大丈夫でしょ!と進めていくと塗装をした後(直後)は大丈夫です。しかし、1ヶ月・2ヶ月程で塗装も剥がれてしまい、また塗装前のようにボロボロになってしまう事や上から剥がれ落ちてくる恐れがあります。

こういう事があるから何回も何回も同じことを書いてるように少しでも早くメンテナンスをお願いしています。


簡単に出来る外壁の点検をしてみましょう!

サイディング同士の間にコーキング(シリコン)があるのですが、ひび割れが起こっていないか?欠損は起こっていないか?

外壁を触るとチョーキング現象が起こっていたらメンテナンスの時期です。

※チョーキングとは、サイディング(外壁)を触ると手に白い粉が付くことを言います。手に着くようになりましたら、そろそろ塗り替えの時期だな。と思って頂けると良いです。

外壁にコケ(苔)やきのこが生えていないか?

外壁のひび割れ、はがれ 等

お時間のある際にご確認をお願いいたします。

大切なお住まいを末永く暮らしていけるよう・・・。

弊社では様々な工事を承っております。ちょっとした事から大きな工事までお気軽にお問い合わせくださいませ!

私、山下がお伺いさせていただく場合があります。よろしくお願いいたします。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

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