皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
再び寒波到来ですね😖☃⛄️
本当に寒いです。外作業をしていると動かないと寒いので、動き回っています!
また休憩時間に暖かいお茶やコーヒーを買っていくのですが、最近ココアがいいかな?と思い持っていくと好評です。
※ココアには血管を拡張させる効果のあるポリフェノールなどの成分が含まれているので体の冷えを改善してくれる効果があります。また鉄分含まれているのでオススメです!
この他にハーブティー等がありますが、職人さんが苦手かな?と思うとココアが飲みやすいのかなと思います。(個人の見解です。)
本日はブロック塀の改修工事をご紹介いたします。
お客様より道路沿いにあるブロック塀が倒れるかもしれないから早めに解体をしたいというご依頼をいただきました。
実際にお伺いさせていただくと高さ2m前後のブロック塀が建っておりひび割れなど腐食状態をみても危険な状態でしたので取り壊すご提案をさせていただきました。
いま現在、各自治体や市町村からブロック塀撤去の補助金制度があります。補助金制度を利用できるのか?確認しながら進めていきました。
※ブロック塀が道路に面して高さ600mm以上で長さが1m以上であること
市町村に申請をして職員さんと現地にて最終確認と打ち合わせを行い無事に申請が受理されて工事を進めていきます。(ง •̀_•́)ง
建築基準法施行令62条の8をみてみると下記のように記載されています。
一.高さは、2.2m以下とすること。
二.壁の厚さは、15cm(高さ2m以下の塀にあっては、10cm)以上とすること。
三.壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径9mm以上の鉄筋を配置すること。
四.壁内には、径9mm以上の鉄筋を縦横に80cm以下の間隔で配置すること。
五.長さ3.4m以下ごとに、径9mm以上の鉄筋を配置した控壁で基礎の部分において壁面から高さの1/5以上突出したものを設けること。
六.第三号及び第四号の規定により配置する鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、縦筋にあっては壁頂及び基礎の横筋に、横筋にあってはこれらの縦筋に、それぞれかぎ掛けして定着すること。ただし、縦筋をその径の40倍以上基礎に定着させる場合にあっては、縦筋の末端は、基礎の横筋にかぎ掛けしないことができる。
基準が詳細に記載されているのでブロック塀の高さや厚み、使用する鉄筋(縦筋・横筋)がよく分かりますね。これを守ることで自然災害の際に倒れてしまう恐れを少なくすることが出来ます。
ここで気になるのはブロック塀を取り壊す基準はあるのか?ということです。
- 設置してから30年以上経過している
- 傾きがあり触るとグラグラしている
- ひび割れや剥がれがみられる
- 控え壁が設けられていない 等
※控え壁は塀の高さが1.2メートルを超えるとき、3.4メートルごとの間隔で設置が必要です。
上記、4点は分かりやすく確認できる箇所になります。早めの対策が大切になります。一度ご確認をお願いいたします。
ブロック塀の1番上(天端)に取り付けられている笠木という部分が長年の月日が経ち、触るとボソボソの状態になっている事が分かります。
積み上げられているブロック塀の劣化防止として取り付けられる事がある大切な部材になります。
さて、解体作業を進めていくと驚くことにブロック塀の中に入っている鉄筋がサビで無くなっている状態でした。:(;>д<):
2mもあるブロック塀が鉄筋がない状態でモルタルだけで保っていると思うと恐ろしいですね・・・
ブログで書くのは良くないですが『いつ倒れてもおかしくない』いわば時限爆弾のような状態でした。
今回、新たに縦筋と横筋を再施工させて頂き末永く安心して生活をしていただけるように進めていきます。
ブロック塀の撤去後は、ブロックの高さを600mm以下にする必要があります。(補助金制度の規定)
寸法を測り確認をして最後にプライバシー保護のためにフェンスを設置して作業は完了です。
以前と比べてスッキリして納まることが出来ました。これで一安心ですね!ホッとしました♪
あとは書類作成をして完了です!
ブロック塀の解体は市町村によって補助金制度があります。自然災害が起こった際に倒れてしまったら・・・
もし人が巻き込まれてしまったら・・・
そうなってしまう前に、本当にお願いですから早めの対策をお願いいたします。
弊社でも他社さんでも対応は可能です。信頼出来る会社さんに依頼してください。
※ブロック塀を解体する際、振動や騒音などご近所さんに挨拶は必要不可欠です。
よろしくお願いいたします。
本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。