実際に体感して分かること

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

最近、良い建材や商品などお客様からお聞きすることがあります。

お客様のお友達から勧められて、こんな風にできますか?SNSで見かけたものが気に入ったので同じ感じにしてみたいです!

情報は至るところにあります。そういった情報をどのように取り入れるのか?YouTube、Twitter、Instagram、ブログなど私たちは常にアンテナを張って情報収集しなければならないのだと感じました。


先日、東京のLIXILさんにお伺いしてきてお客様がショールームでどのように打ち合わせをされているのか?実際に体感して寸法はどうしよう。日々の清掃やメンテナンス性は行いやすいのか?

様々な視点から学ぶことが出来ました。

玄関、窓、タイル、トイレ、浴室、洗面、キッチンなどカタログだけで話していても伝わりにくい所があるのでショールームで実際に見て体感して感じることが大切ですね(`・ω・´)/

最近ではオンラインといったZOOMが活用されてきています。画面上に映し出される商品を見ながらメーカーのスタッフさんと商品について詳しくお聞きになる方法があります。この他にWebサイトを見て3候補に絞ってショールームに行きました!という方もいらっしゃいます。

私自身もお客様の立場になって知りたい情報をどのように説明すると良いのか?メーカーさんから直接学ぶよい機会になりました。

ありがとうございましたm(_ _)m

また、住まいStudioも体感してきました!

住まいStudioとは、昔の家(昭和55年基準)・今の家(平成28年基準)・これからの家(HEAT20 G2)といった家をどのような違いがあるのか?実際に体感できるブースがあります。

弊社がいつも言っている『断熱性能を高めましょう』・『気密性能を高めましょう』いつも言っている事が何故なのかが改めて実感しながら分かります。

初期コストを掛けてこれからの光熱費を大幅に抑えていくのか?逆に初期コストは大幅に削減してしまい光熱費をこれからどんどん掛けていくのか?

どちらが良いですか。と言われると初期コストを掛けて断熱気密性能を上げて光熱費を抑えていく方がトータルコストは確実に抑えられます。

高気密高断熱というお住まいは実際に体感しないと分からないことが多くあります。弊社のモデルハウスでも実際に体感してあ!なるほど!と思っていただけますと幸いです。


さて、話は戻り体感ブースでは外気温0度という環境を人工的に作り昔の家、今の家、これからの家を体感していきます。お部屋はリビングとお手洗い、小部屋がある間取りでした。

床の上でスリッパを脱いだ状態でどのように温度を感じるのか?昔の窓と今の窓であったり熱はどのように伝わっているのか?壁に施工されている断熱の違いを体感して見て比較をすることが出来ました。

昔の家(昭和55年基準)は寒いです。当時の省エネルギー基準では良かったのですが、お住まいの性能は上がりつつあります。

昔は大きな掃き出し窓でシングルガラスが当たり前でした。となると冷気が入ってきます。それを可能な限り抑えるためにカーテンを厚地にして少しでも暖かくしようとする工夫があったようです。

断熱も何となく入っている形で寒いですし、床からの冷気が凄かったです。スリッパを履きながら体感していたのですが、靴下で歩いてみると足跡がぺたぺた🐾🐾付いていました。

これは私自身の熱が床に吸収されている事で起きる現象みたいです。床が冷たいといくらお部屋を暖めても熱は逃げてしまいます。

さらに、立っておる時は暖かく感じていたのですが、床に近づくと寒いです。暖かい空気は上にありますが下の方は寒!冷たい!と感じるほどでした。空気の循環がされていない事が分かります。

改修工事をさせていただくお客様から『光熱費は高いのに夏は暑いんですけど、冬は寒いんですけど・・・』これは熱が逃げている箇所であったり隙間があるという事なのですね。

断熱の仕様、窓ガラスの仕様など当時では当たり前だったものは今ではガラスが3枚あるというトリプルガラスも出てきています。


それでは次に今の家(平成28年基準)を体感してきました。

昔の家(昭和55年基準)よりは断熱性能などは上がっています。それに伴いカーテンの厚みが薄くなったりレースカーテンだけ間取りになっていました。

立っている時、床に近づいた時の寒い、冷たいはほぼ無くなり空気が循環されていることが分かります。スリッパを履きながらと靴下になって歩いた時の足跡も付かなくなり『おーすごいね』となりました。

今では当たり前のことですが、ここまで性能が上がってくると快適に暮らすことができますね(*´˘`*)♪

窓ガラスも複層ガラス(二重ガラス)になっていて昔よりも冷た!も無くなっていましたので結露もしにくくなっています。

しかし、暖房をしていないお部屋は寒いです。これではヒートショックの心配があります。

では、どのようにしていくと良いのか?『これからの家』を体感してきました。


これからの家はHEAT20 G2基準となっています。

HEAT20(ヒート20)とは『住宅の断熱の新しい設計基準』になります。

詳しく紹介すると、居住者の健康維持や快適性の向上を目的として民間団体・有識者で設立された2020年を見据えた住宅の高断熱化 技術開発委員会が定めた、より断熱性の向上が施された住まいの基準の事です。

G1〜G3までありますが、やはりG3基準がより高い断熱性能を持っています。断熱性能を示すのはUA値です。

打ち合わせの中でUA値はいくつです!もう少し高めたい!!という用語をお聞きになるかもしれませんね。

UA値の計算式はこちらになっており『Ua値(外皮平均熱貫流率) = 熱損失量(w/k) ÷ 外皮面積(㎡)』で外に逃げていく熱エネルギーが分かります。

※UA値が低いほど熱が逃げにくいということです。なのでUA値の数字が低いほど断熱性能が高い!という事になります。

ここまで大丈夫でしょうか?なに?どういう事!?と初めはなってしまいます。私も入社した当時は暗号ばっかり使う会社だなぁと思っていましたが意味がわかってくると楽しくなってきます。

HEAT20、1度調べてみると楽しくなってしまう方もいらっしゃると思いますよ♪


これからの家を実際に体感してみると、暖かいです!そりゃ、この流れで行くとそうでしょうね。と思われる方もいらっしゃるかもしれません。(-ω-;)

本当に暖かいですよ!びっくりするほど!!年中快適なので半袖半ズボンで生活されることがよく分かります。

窓ガラスでは、LIXILの高性能ハイブリッド窓のサーモスXを採用されており、従来の複層ガラスよりも更に30%の断熱性の向上が図られた窓となっていました。

お住まい全体の断熱性能が上がっている事、暖房をしていないお部屋でも温度差は5度程といった性能を発揮していました。どこにいても快適な空間を作り上げる事、これが私たちの使命ですね。

素足でも寒くない!どこにいても快適という事が建設業界では当たり前にしていかなければいけません。

弊社がいう夏は涼しく・冬は暖かい快適なお住まいを皆様にご提供できるよう日々私たちは学んでいきます!

今回、文字ばかりのブログを見てくださった方本当にありがとうございます。

数多くの建設会社さんから凰建設にお願いしようかな?凰建設で家を建てました!という方、いつもありがとうございます。

この他にも書きたいことはありますが、本日はこの辺で失礼いたします。


本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

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