皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
弊社の工場で手刻みを行っていました!
近年では決められた寸法を機械で加工したプレカット材が主流になっていますが、今回は大工さんによる手刻みを行っています。
原寸図を書いて一つ一つ木材に墨付けを行い加工をしていく・・・
言うのは簡単ですが、実際にやるのは大変ですし考えて行わなければなりません。
この寸法できて納まるのはこうだから、このように加工するといった感じです。
ノミやカンナでトントントンという音であったり、シュッシュっという音は素敵ですしかっこいい✨✨
本当に大工さんはかっこいい!
とっっってもかっこいいんですよ!!
私ができるのは掃除であったり塩分チャージの飴ちゃんを渡すことくらいなので、陰ながら応援してますね💕︎
頑張ってください!!
さてさて、本日は階段に銘木を取り付けました!
まずは最初のご依頼はというと、お住まいの定期点検にお伺いさせていただいた際に『2階から降りてくる時に何か持ち手があるといいな…』というお言葉をお聞きしました。
確かに階段の途中まで手すりはあるけど最後の4段ほどは手すりがない状態です。
登るのはいいけど降りるのは怖いですよね・・・
んーそうですね。生づくりの床で腰壁は羽目板、壁は幻の漆喰になってます。
階段の納まりもなかなか
普通の手すりだと雰囲気が合わないしなぁ
このお住まいに合うかっこよくてお洒落な材はないかな?
そこに梨ケ瀬さんがとってもニコニコして山下!すごいのを見つけたぞ!!
なかなか手に入らない素晴らしいものを✨✨
実際に見てみると、なんだこれは!?
スゴすぎる材でした。
私自身、初めて見るものでしたので驚きすぎて💦
(写真を撮るのを忘れてしまいました。)
それでは加工して取り付けていくのですが、荷が掛かっても倒れたりしないようにする為にはどうしたらいいのか?
大工さんも試行錯誤しながらこの方法で行こうとなりました。
下端を面になるようにカットしてから床下から固定していきます。真ん中には床下から入れた丸棒を入れて再度固定していきます。
となると、強度が上がります!!
実際に取り付け終わると・・・
やばくないですか!?かっこよすぎて✨✨
存在感抜群ですし、何より階段から降りてくる時の持ち手がしっくりきます。
少しくねくねしているのが、また良いんですよね♪
なんとも言えないです🙊🙈🙉
既存の階段に飲み込むように加工していくのはシビアでしたが、大工さんがノコギリでノコ目を入れてノミで加工していく姿を間近で見ていたのですが、凄いですし神ってますよね!!
ミリ(mm)単位の加工と技量は憧れですし、誰でも出来ることではないですよね。
そりゃ、惚れちゃいますよ!
お施主様も大変喜んでいらっしゃいました。
ありがとうございました🙇
本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。