皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
改修工事の工程表を5件ほど作成していたのですが、途中からコトコト頭が沸騰しそうでした。
全現場工事内容は異なりますし工事時期をちょこっとズラさないと私が管理しきれないといったことがあります。
打ち合わせ段階の方や現地調査を行っている方など順次進めております。
自分自身の限界を知り工程や段取りをしていかなければなりませんね!
先日、T様邸にて建て方がありました!
台風が来ていることもありお天気が心配でしたが、無事に快晴の日となりました。ほっと安心しました。
建て方の際はお天気は心配です。
天気予報を見て決行できそうなのか?順延した方が良いのか?監督さんは考えています。
担当現場だと特にドキドキなんですよ・・・
職人さんに連絡して材料の搬入はどうするのか?なるべく順延はしたくはないけれど、雨が沢山降ってる時はやむを得ない
雨天の場合でも建て方の日は日柄が良いので、いの一番(番付)の柱だけを建てるということはあります。
柱建てを行い建て方は日柄の良い日です!ということですね。
※材料1つ1つに付けられている番付けを意味しています。図面を見てみると、いろはにほへとちりぬる…。0123456789…。と書いてあり“いの1番“が最初の所です。(上棟の際も”いの1”や”いの2”の柱をお施主様と立てています。)
なので、晴れて良かった!
朝イチに職人さんは養生を外して躯体を組み上げる準備や気密処理の準備、足場のメッシュシート張りを行います。
お施主様と監督さんはお住まいの周りにセイメイスイなどで清めてから安全第一と無事の上棟を願い乾杯を行います。
ここでお施主様より一言頂いているのですが、家づくりの想いであったりとお話を聞くとウルっときます。
私たちは何件も家づくりをしていますが、お施主様にとっては一生に一度の大きなお買い物です。
新築、改修工事でも言えますが、凰建設にお願いしてよかった!と喜んでいただけるよう一つ一つ丁寧に施工を行っていきたいと日々感じています。
またまた、お子さんも大変やる気がいっぱい!でした。
まずはトイレ掃除からとブラシでゴシゴシ掃除をしていたのは凄いなぁ・・・と感じていました。
ありがとうございます!!
下記の写真は躯体を組み上げる準備をしている風景です。
通し柱の外部と接する部分に躯体パッキン(気密)を取り付ける方や組み上げる段取りをしている方
ここから組み上がっていくとワクワクします✨✨
柱建てを行いお施主様と職人さんと記念撮影を行いましたら、いよいよ作業開始!
安全第一で進めていきます。
柱や通し柱が次々に建っていき梁や桁が納められていきます。
レッカーさん(クレーン)の極められた操作で進められていき大工さんが材の両端でトントン納めていくのはカッコいいですね!!
納める人、屋起こしをする人、金物(ボルト)を取り付ける人、気密をする人、玉掛けをする人という形に担当を分けて進めていくのですが、なんといってもやらなければいけないこが多いです。
気密処理をしないと次の納めるところに進めない。という言葉を他社さんでは聞いたことがないかも!?
柱と梁・桁のジョイントには少しではありますが隙間があります。
と言っても数mmです。
この部分をこだわるのかが高気密に繋がっていくのだと思います。
気密テープで隙間を無くすために全ての箇所を内外で貼っていくので各現場には2ケース納品されます。
2ケースといってもイメージがしにくいと思うので個数でいうと60個(1ケースあたり30個)
もっと詳しく見ると1個あたり20mあります。
ということは、全てで1200mの気密テープで隙間を埋めているということです。
1200m!?改めて考えてみるとすごい量ですねΣ(・ω・ノ)ノ
気密処理には気密テープだけではないですよね。
発泡ウレタンであったりコーキングも用いいるので計算してみると怖いぐらい使ってました。
発泡ウレタンはGSガンフォームNFPROを採用しているのですが1本の容量は750mLが2箱(1箱あたり12本)で24本使用している。
コーキングだけでも10本以上は使い切ってしまいます。
なんだか半端ないですね👀✨✨
気密断熱処理は繊細ですが、一つ一つ丁寧に行い高気密高断熱のお住まいを作り上げていきます!
隙間という隙間と熱橋は確実に無くしていく!!
職人さんは神ってます✨
※熱橋とはヒートブリッジともいい、部材の接合部に生じる隙間であり、そこから熱を伝えてしまう箇所。冬はその隙間から熱が逃げるため結露することになります。
家づくりは感動的です(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
工務店やハウスメーカー探しから土地探し、想いがたっっっくさん詰まっているんです!
親切丁寧に施工を行わさせていただきますね♪
T様、本日は上棟大変おめでとうございます。
休憩時間などお気遣いありがとうございました。明日からも性能を高める工事から内装工事へと進んでいきますので何時でもお越しくだいね。
本日もブログをご覧下さいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。