皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
先日、九日会の忘年会がありました。
協力会社さん方々も集まり少し早いですが、1年間お疲れ様でした。今年はこういう事があったよね。
来年もよろしくお願いしますね。と交流をさせて頂きました。
私自身、このような交流は好きな方です。
職人さんと情報を交わしながら学ぶことも多くありますね!
本日は地盤改良について
地盤改良って一体何なのか?なぜ行う必要があるのか?詳しく見ていきましょう。
建設予定の土地にお住まいを建てた際、地面が柔らかかったり貧弱ですとお住まいの重みによって地盤が沈んでしまう恐れがあります。
そうなると、お住まいが傾いてしまう恐れがあります。
特に地震といった天災が起こった際に思いもよらないことが起こってしまう事があります。
上記のような事が起こらないよう地盤を確実に補強をし安心できるよう地盤改良を行っています。
地盤改良には、主に3つの工法があります。
1つ目は表層改良工法といい建物の基礎の下になる地表面全体を約1~2mまで掘り起こします。
そうしてセメント系固化材を加えながら均一にかき混ぜ締め固めていくことで地盤強化と沈下抑制を得ます。
2つ目は柱状改良工法といい強固な地盤まで現地の土とセメント系固化材(セメントミルク)を混合しながら地盤内に柱状の補強体を作っていきます。
地重機で掘削しながら土に混ぜて柱状の杭を形成していく事で地震に強い地盤が出来上がります!
一般的に地盤面から支持層までの深さが2〜8mの場合に用いられる工法で、径 500〜600mmの杭を形成していきます。
3つ目は、鋼管杭工法といい地中に鋼製の杭を垂直に打ち込むことで地盤上の構造物を支える工法です。
よくお話を聞いていると上記の工法の他にも約15種類もあるそうです!
協力会社さん方との交流は必要不可欠ですね。
用途に合わせて使い分けてる必要がある。
エコジオ工法というものもあります。
新時代の地盤改良とも言われており、砕石だけを使用しながら重機で柱状に締め固めていきます。
私も現地を確認させて頂きましたが、まずは施工箇所に重機をセットし掘削を行っていきます。堀削を行った箇所に砕石を入れながら圧力を加え締め固めていっていました。
締め固めていくと相当の圧力なので改良を行っている表面の土が盛り上がってしまう恐れがあります。
なので土が盛り上がらないよう円盤の板を使用し重機で抑えながら施工を行っていきます。
現場に行くと学ぶことが多くあります!!
逐一、施工の寸法や写真撮り報告書にまとめていきます。
地盤改良は安いものではありませんが安心安全のために大切な工程になりますね。
本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。