皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
建設業で働いている。
かつ現場監督になると板挟みということは良くある話です。
こういう事があるから現場監督をやりたがらない人が多くなってしまいます。
しかも担当している工事は1つではありません。数十件の工事を担当しています。
切り替えていかなければ残りの数件でもトラブルが起こるかもしれません。
どんなに辛くても耐える精神力と体力・対応力が必要不可欠です。
このような事がありますが私は現場監督をやっていてよかった!とてもやりがいを感じています!!
お施主さま、各職人さんの方々などと関わり打ち合わせを進めていきながらカタチへとなっていく。
“ありがとう”というお言葉をいただけると凄く励みになります。この仕事をしていて良かったと感じます。
なので私はお客様と職人さんに『感謝』を伝えることの徹底をしています。
いつもありがとうございます。この一言で現場の雰囲気も変わります。
現場監督が明るければ現場も明るくなります。
職人さんがミスをしてしまうことだってあります。私たちと同じく人間ですもの。。
失敗をしてしまったことを責めるのではなく何故このようになったのか?私の管理に問題がなかったのか?原因を追求していかなければ何も変わりません。
同じ失敗の繰り返しになってしまいます。
その人だけが悪いと責めるのは決してしてはいけないこと。ましてや言いふらして自分の価値を上げようと思うのはもってのほかです。
口は災いの元という言葉があるように言葉の選び方は慎重に選ばなければなりません。
まずは自分自身で原因は?改善点をどこにあったのか?考え全体に示していく必要が大切だと日々実感しています。
本日は浴室・洗面室の改修工事について
1番初めのお話はお手洗いの水漏れでした。
部材のみ取替で調べていくと約15年使用されていたので取り替え部材や代替品がない状態でした。
どうしても製造から10年経過してくると取り替え部材が品薄になります。商品自体が変わってしてしまうからですね。
メーカーさんも常に良いものを開発・製造をしてくださいます。日々、進化しているので旧型は10年経つとアフター外になってしまい部材の製造が出来なくなってしまいます。
そうなると部材のみ取り替えといった修理で行うことが困難になります。。
今回はトイレ本体を入れ替え、床・壁・天井も改修させていただくことになりました。
お手洗いの工事が大変お喜びをしていただけて浴室と洗面室も是非お願いしたいです。とお言葉をいただけました。
ありがとうございます🙇
現状は結露がひどい状態であること。
冬場はとても寒い。
収納するスペースがない。
壁のクロスがカビてしまう。
この他にもお困り事が多々ございました。
まずは現地調査で寸法を測っていきます。
そして見積もり作成、ご提示(打ち合わせ)
ご契約(発注書の記入)をしていただいて工事の工程を作成していきます。
工事着工前には近隣あいさつもお伺いさせて頂きます。
どうしても車の出入りや工事の音が出てしまう。
注意事項などもお伺いさせて頂いた際にお話させて頂きます。
それでは工事着手をしていきます。
まずは解体工事から既設の床や壁・天井を解体をしユニットバス(浴室)もバラしていきます。
解体をすると当時の作りがわかってきます。
今回はユニットバスを解体すると在来工法のお風呂が出てきました。
コンクリートブロックといった壁にタイルを貼っている所や浴槽があった場所など
清掃をしてから下地工事へと進めていきます。
防蟻防腐処理を行いながら傷んでしまっている箇所は補強や取替を行います。
下地工事を進めながら断熱材も入れていきます!床から来るひんやり感を無くすために。
壁・天井といった箇所も冷気が入ってこないよう断熱材を入れていきます。
入っているか?入っていないか?では大きく変わってきます。
このように解体をして躯体を見れる状態になった時こそ断熱材を入れてあげる必要があるのだと感じます。
これも提案してあげなければいけません。
ただ断熱材を入れる。誰でも出来ることです。どの断熱材を入れて厚みはどうするのか?
そういったことも考えていきます。
給排水配管も新しくしていきます。十数年前ですと給水管には鉄管が多く使われていました。
初めはいいですが年数が経過するとサビが発生することがあります。最悪の場合はヒビが入り水漏れがしてしまう。
よくご依頼をいただく内容です。
こういった配管も架橋ポリエチレン管に取り替えてきました。
そこから電気工事➜下地工事(UB設置含む)➜仕上げ工事➜住設搬入取り付け(浴室は早めに取り付けています。)
寒いという問題は断熱材を入れて解決!
結露がひどいクロスがカビてしまう問題は換気扇を取り付けさせて頂きました。
洗面脱衣室には24時間換気ではなく、湿度が高くなったら自動的に運転してくれるタイプを採用させて頂きました。
どうしても水まわりは湿度が高くなりがちです。それを上手く排気できるものは無いのか?
そう考えると湿度で自動的に運転する機能がある換気扇✨
近年の換気扇は湿度・人感センサーなど自動で運転と停止をしてくれます。
なんとも活気的な・・・凄いです!(*゚Д゚艸)✨✨
収納スペースの問題は洗面化粧台を3面鏡にして開けると収納することが出来るタイプ
かつ下台にも収納スペースを多く取りつけました。
洗剤などをしまう場所がない。と仰っておりましたので床下収納も設けさせて頂きました。
床下収納スペースがあることで収納することが出来ますし床下の点検も行うことができます。
点検口と収納庫を開けると床下に入っていくことも出来る場所は将来性を考えるとあると良いです。
照明器具はダウンライトを採用し人感センサータイプをお選びいただきました。
洗面脱衣室はお風呂に入っている時間は電気をつけっぱなしにしてしまうことが多くあります。
人がいないのに電気をつけていると勿体ないですよね。しかしスイッチを押してから出入りするのはちょっと・・・
そう考えると人感センサーが良いですね。
約1週間の工事でしたが無事に完成しお引き渡しをすることができました!
壁の一部は防水性のパネルを貼り水跳ねの防止を得ました。(大きく取り付けたのは何か取りつけたい際にマグネットや吸盤で取り付けができるよう。)
使用し始めてから3日程後にお喜びのお声を頂けました。
“前はすごく寒かったのに今は寒くないんです。換気扇も浴室のドアを開けた際に運転して設定した湿度以下になると自動で止まっていました。”
私たちが長年気になっていたところが解決出来るなんて夢のようです。とお言葉をいただくことが出来ました。
ありがとうございます!!
これも職人さん一人一人の力が合わさって協力し作り上げた賜物であると感じます。
どんな工事でも一人では行うことができません。専門の職人さんにお願いをして工事を進めていきます。
そして、まとめるのが現場監督の仕事になります。
職人さんだけ紹介して欲しい。工事を進めることは出来ると思いますが何があるか分かりません。
なぜ元請けがいるのか?なぜ現場監督がいるのか?なぜこの工程が必要なのか?
疑問はお気軽にお問い合わせくださいね♪
本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。