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水平・垂直はやはり美しい
こんにちは、デザインチームの瀬尾です。
朝晩、めっきりと冷えてきましたね。油断して外に出てしまうと、夕方『しまった…』と思うこともしばしば。高性能なお家にお住まいの皆様は、上着を忘れて出掛けてしまわないよう、ご注意くださいませ。
弊社では、今週末にイベント『OHTORIマルシェ』の開催を控えております!
(太字をクリックするとイベントページに飛びます!)
今までは年に2回、夏・冬に開催しておりましたイベントを、今年より統合させて頂きました。天気予報は心配される中ですが、雨天でも楽しんでいただけるよう計画を練っておりますので、是非皆様お越しくださいませ。
さて本日は、久しぶりに建物のご紹介をしようと思います。イベント繋がりで考えてみました。


『バルセロナ・パビリオン』です。
1929年にバルセロナ万国博覧会で建設されたドイツ館ですね。設計者は近代建築家の巨匠の1人、『ミース・ファン・デル・ローエ』です。こちらは、ミース生誕100周年に当たる年に復元された建物となります。
薄く水平に通った屋根、ガラスと石が混在した壁、自由な配置…日本とは地理特性が異なるため、学生時代は憧れがありました。もちろん木造建築も好きでしたが。

オットマンの後ろには、赤が印象的なオニキスの壁。(正確にはレッド・オニキスでしょうか。)個人的にオニキスは黒のイメージを持っていたので、恥ずかしながら、当時驚いたのを覚えています。
『バルセロナ・パビリオン』のためにデザインされたバルセロナチェアやオットマンも鎮座しています。こちらの建物に限った事ではありませんが、本で見ていたもの・学んでいたものを実際に目にした時の感動は、今でも覚えているので不思議ですよね。

建築を学んだり触れたりしたことのある方ですと、この画角の写真を目にしたことがあるかと思います。屋根のない空間の下には黒いガラス仕上の水盤、壁の大理石が写り込んで、建物の中なのに何とも優美で神秘的な雰囲気です。大理石の文様を意識した配列にもデザインの奥深さを感じますね。
外から見ても、中から見ても、線が通っている建物は洗練されていて美しい…思わずため息が出てしまいます。

実は、私が少し悩んでしまう質問の1つが、『どんなデザイン(の建物・住宅)が好きですか?』というもの。聞かれるのが嫌なのではなく、優劣を付けられないからです。また、お客様それぞれに好みがあって、いろいろなお話を聞きながら打合せをしていく中で、そのイメージを設計に落とすために探求をしていくので、また楽しくなって好きが増えてしまうんです。ある種の職業病かもしれません。
ただ、『バルセロナ・パビリオン』に代表されるミースのデザインは、建築を学び始めた頃、影響を受けた1つだなぁと写真を見返しながら思いました。ミースの提唱した考え方に感銘を受けた部分もありますが、今でも変わらず、デザインを考えるときの柱の1つになっているかと思います。
というわけで、本日はミースの建物をご紹介させて頂きました。
今週末のイベントでは、建物において、水平・垂直を整える事の大切さ・大変さを体験できる『こども建て前』も行う予定となっております。見ごたえのある催しとなっておりますので、楽しみにしていてくださいね。
本日はこの辺で。次回もお付き合いいただけますと幸いです。
この記事を書いたスタッフ
瀬尾 あゆみ
部署:Design team
資格:二級建築士、福祉住環境コーディネーター1級・インテリアコーディネーター・カラーコーディネーター2級・CAD利用技術者2級・技術士補・BIS認定