皆さんこんにちは!
凰建設株式会社 工事部の山下です。
弊社、YouTubeのルームツアー動画です!
こちらのお住まいは日本で初めて「佐藤の窓」を採用した平屋になります。
撮影は12月中旬でしたが、その時点ではシーズン中無暖房で過ごされていたそう。
その内容を是非、ご覧くださいませ🤲
YouTubeのご登録もお願いいたします🙇
本日はベランダの防水工事について
きっかけはお住まいの点検からでした。
弊社のお住まいの点検は外壁の状態及び内装の状態、床下の状態(床下点検口を開けます)換気扇や給気口の清掃などをヒアリングを行いながら進めていきます。
お住まいの点検時間は1時間ほどで全ての箇所を確認していきます。
多くの方は日頃からお住まいをじっくりと見ることはあまりありません。
なので年に一度のお住まいの点検の際に改めて見ることで気がつくことがあります。
築15年が経過してくるとメンテナンスが必要な箇所が出てきます。
外壁やベランダの修繕、換気扇といった電化製品の取替がでてきます。
ピックアップしてベランダの防水を見ていくと表面のトップコートが剥がれてきてしまい少しFRPの表面が見えてきてる状態でした。。
戸建て住宅の防水はFRP防水がほとんどです。
FRPの意味は繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略になります。
これだけ聞いてもいまいち分かりにくい・・・
特性としては軽量なのに耐水性、耐食性、耐候性といった耐久性がある防水になります。
※半永久ではないのでメンテナンスは必要不可欠です。
液状の不飽和ポリエステル樹脂とガラスマットの補強材を組み合わせて一体にした塗膜防水工法となっています。
なので、防水層には継ぎ目のないものになります。
私たちの住宅の防水に使われるFRPにはガラス繊維を混ぜたプラスチック樹脂になっており、白いシートのような見た目をしています。
施工手順でみてみるとまずは養生をしてから室外機を浮かせて(又は外して)から高圧洗浄、プライマー(下塗り)、シート状のFRPを敷く、ポリエステル樹脂を塗り、再度シート状のFRP&ポリエステル樹脂を塗って行きます。
最後にトップコート(仕上げ材)を塗ったら完成です!
一見すると簡単そうな作業内容になります。
SNSでもやり方が投稿されているのを見かけるので出来そうではあるのですが、使用される材料など作業手順にはお気をつけくださいね。
施工後はお客様より綺麗になり感激です!
これからベランダを有効活用できるよう家族の皆さんと話していきたいと思います!
こちらのお宅はベランダから岐阜城も見える場所になります。
夏は花火も見ることが出来るのでワクワクしますね♪
ありがとうございました!
今回はベランダの防水でしたが外壁のメンテナンスもセットで考えていただけると幸いです。
ベランダの内側は湿気が滞留しやすいです。
そうなるとどうなるのか?
コケ(苔)が発生しやすくなります。
苔は水分を長時間蓄えています。触ると水がポタポタ落ちることもあります。
もしも外壁に苔が発生してしまったら早め除去してあげてください!!
早めに気がついていただければ大丈夫かもしれません。
一度サイディングが水を吸ってしまうと張り替える方法と板金などでカバーをする(カバー工法)をしなければならなくなります。
サイディングが水を吸って表面がボソボソになってしまった状態になると塗装をしても意味がありません。
せっかく塗装を行っても表面がボソボソなので塗装前と同じ状況になってしまいます。
そうなると初めから張り替えておけばよかった…となってしまいます。
※簡単に出来る外壁のメンテナンスは柔らかいスポンジと水で軽く清掃してあげることです。
この他に点検箇所はというと!?
①サイディング同士の間にコーキング(シリコン)があるのですが、ひび割れが起こっていないか?欠損は起こっていないか?
②外壁を触るとチョーキング現象が起こっていたらメンテナンスの時期です。
※チョーキングとは、サイディング(外壁)を触ると手に白い粉が付くことを言います。手に着くようになりましたら、そろそろ塗り替えの時期だな。と思って頂けると良いです。
③外壁にコケ(苔)やきのこが生えていないか?
④外壁のひび割れ、はがれ
①〜④を一度ご確認くださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”
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本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします