凰建設の上棟(建て方)での作業は『こだわり』があります!🏠✨

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

今年も残り2ヶ月半ですね

すごく早く感じます。年々早くなってる??

年内も来年もいっぱいなので1日1日大切に過ごしていきたいと思います!


本日は上棟(建て方)について

秋の作業はいいですね♪

雨や雪も比較的少なく、暑すぎず寒くないという時期です。

春と秋は個人的に好きです🎃

季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけなければ🫡

上棟の日はお施主様と私たちはとてもワクワクしています。

数多くある建設会社さんから弊社をお選びいただけた。本当に”出会いに感謝”です!

YouTubeといったSNSをご覧いただいて高気密?高断熱?トータルコスト??そこまでやる必要あるの!?初めて聞く言葉ばかりでご興味を持たれた方も多くいらっしゃいます。

構造(完成)内覧会にお越しいただいて性能をご体感して頂きます。気密処理はここまで行っているの!?断熱施工も丁寧に行われている。

エアコン1台で快適な空間!空調計画!?


熱橋(ねっきょう)を無くさなければならない!しかし、なぜ無くすのか?それがわかっていてなければ作業をやらされているだけになってしまいます。

手間だなぁ…やりたくないなぁ。とならないようなぜ行うのか?この作業を行うとどうなるのか?をお伝えしてから作業を行います。

※熱橋とはヒートブリッジとも言います。外部と部材の接合部に生じる隙間であったり、そこから熱を伝えてしまう箇所(特に金物)。冬はその隙間から熱が逃げてしまうことによって結露してしまいます。そうなってしまうと内部結露に繋がるという事もあります。

今回は応援の大工さん、インターンシップの子も来てくださいました!ありがとうございます。

朝早くから職人さん(作業員さん)方は集まります。

朝7時頃から職人さん達と養生を外して躯体を組み上げる準備や気密処理の準備と、足場のメッシュシート張りホコリなどが飛んでいかないようにしていきます。

お施主様と監督さんはお住まいの周りにセイメイスイなどでお清めをしてから安全第一と無事の上棟を願い(祈念し)乾杯を行います。

それでは1番初めの柱建てを行っていただいて、皆さんと記念撮影をします!カシャカシャ📸

それでは安全に作業開始!!

泥を家の中に持っていかないように靴を雑巾で綺麗にしてから作業に入っていきます。大切なお住まいを丁寧に行うという気持ちがありますね♪


上棟をしているところに行くと職人さん同士で『いの1番』持ってきて〜と言っているのを耳にするかもしれません。これは材料1つ1つに付けられている番付けを意味しています。土台にも印字がされており柱と同じ番付けの箇所に取り付けていきます。

図面を見てみると、いろはにほへとちりぬる…。0123456789…。と書いてあり“いの1番“が最初の所です。(上棟の際もい・1又や、い・2の柱をお施主様と立てています。)

着々と作業は進んでいき、なんと!丸太柱も建てられました!!凄いですよね✨

棟梁による手刻みでドキドキしていましたが無事納まりました!かっこいいです🔥

建て方の際も気密処理は欠かせません!!主に用いるのは躯体パッキンや気密テープ、ウレタン(発泡ウレタン)で隙間を埋めてきます。

外部と接する箇所や構造材との接合部は隙間が出来てしまう箇所になるので、躯体パッキンを取り付けて更に気密テープやウレタンで塞いでいきます。1mmの隙間も絶対に逃しません!!

とことん『こだわる』事が大切なんです。

これが弊社では標準です。言われなくても当たり前に自然と気密処理を行うことができることは凄いですよね!Σ(゚д゚;)

このように気密処理を行いながら躯体を組み上げていきます。他社さんで気密処理した?という言葉を耳にしたことがありますでしょうか?

上棟の時はやることが多くあります。余裕がないのはそうかもしれません。しかし性能を疎かにしてはいけないと思います。

ちょこっと隙間があるくらいいじゃないか?という方もいらっしゃると思います。

これだけの隙間をいちいち埋めてたら手間が掛かって仕方ないというのも分からなくは無い。。

でも、ですよ?地道にコツコツ行っていくと素敵なものができると思いませんか!?

気密と断熱処理は繊細になりますが、一つ一つ丁寧に行い高気密高断熱のお住まいを作り上げていきます。

下記の気密処理はインターンシップの子に行っていただいた箇所です。

す、、凄くないですか Σ(゚д゚;)!?

土台と柱の隙間がなく丁寧です!私(山下)より丁寧かもしれません。笑

一緒に気密処理などを行っていきましたが、ここまでやるんですか!?という驚きの声もあり私自身は当たり前だと思っていましたが、とても気密にこだわってるんだなぁと改めて感じました。

慣れてくると気が付かない所も出てきてしまいます。当たり前だからと思ってしまうのではなく一度、初心に戻り作業を行っていくと新たな発見もあるのだなと思います。

私自身、勉強となりました!ありがとうございます。


気密処理の他に、梁や桁といった約100mmの所をを普通にスタスタ歩いて行ける方には尊敬します。(私は怖いので行けるところまでしか無理です。)山下〜来いよと言われますが、怖いものは怖いですよ・・・

5階建ての屋上の作業は行っているのですが不思議ですね💦

この他には、躯体同士を接合するボルトを締める際にナットと言う部分がボルトのネジ山の3山以上あることを一つ一つ全て確認をし、ペンで印を付けていきます。きちんと見ているよ!確認しているという印ですね♪

なぜ、3山以上なのかというとボルトを製造する時にボルトのねじ部の端部2山程度は不完全なねじ山が出来やすい部分になるからボルトの端部から3山以上離した方が良い為。

地震が起こった際など災害時に土台に引き抜き力がかかると、ナット全体均等に力が加わって抵抗しています。つまり、ボルトのねじ山がある事で抵抗力が増すいう事で本来の抵抗力を発揮するのですね!こちらも少しの手間をかけてあげることで安心します。


16時頃からは片付けの準備をしていきます。1日の片付けと清掃は基本中の基本になります。ごちゃごちゃのまま帰るのではなく後片付けまで行っておくと気持ちが良いです。

挨拶ができて清掃が出来れば大丈夫。

私は現場管理がメインになってきます。この作業だけということではなく臨機応変に対応することが必要になります。

職人さんが作業を行いやすいように常に整理整頓をしていきます!全体を見ている視野が大切ですね♪

家づくりは、いつも感じることですが本当に感動的です(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)

1日でこんなにも大きく変化すると”スゴすぎる”と感じます。明日からも少しづつではありますが作業は続いてきます!!

今後ともよろしくお願いいたします!


本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。


〜あとがき〜

耐力壁と壁倍率について

外部ではSWの壁パネル(耐力壁)を取り付けていきます。壁パネル自体に制震テープを貼り指定された箇所にはめ込んでいき一本一本 高圧エアー鉄砲で打っていきます。

ここが何とも重要な箇所!パネルにめり込み過ぎても本来の性能を発揮させられないので、少しクギ頭を出すようにエアーの調整していきます。

そうなるとクギの頭が出ていますよね。ひたすら玄能(ハンマー)で面にしていきます。この作業がとても大変( ̄▽ ̄;)。

1件あたり少なくても10,000本のクギをトントンと打ち込んでいくことになるので筋肉がモリモリになっていきます。ジムに行かなくても筋肉が付くので一石二鳥だな!と思ったり♪

この作業が終わると打ち忘れ・打ちミスがないか?確認を設計さん、現場監督さん、第三者検査機関の方にもチェックして頂きしっかりと施工ができているのか再度確認をしていきます。

そうする事で耐震・制震性能を設計通りに取得することができる事であったり安心・安全な住まいを皆様にお届けするため、丁寧に施工を行っています!!

壁倍率とは耐力壁の強度をあらわした数値の事です。壁倍率が大きいほど、耐力が大きい壁です。

外部に取り付けました。SW壁パネルは、構造用パーティクルボードを使用しております。壁倍率は2.5倍・4.3倍があり、それぞれを組み合わせる事で耐震性を高めることができます。

最後までありがとうございました🙇

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