断熱と気密を追求して!

皆さんこんにちは!

凰建設株式会社 工事部の山下です。

お盆休みはいかがでしたでしょうか?

4年ぶりに帰省された方やお出かけをされた方など様々な方がいらっしゃると思います。

高校野球もとても盛り上がっています!

なんだか青春ですよね😆

すごく羨ましいです(笑)

勝負なのでどちらかが勝って負けてしまいます。

嬉しい気持ち、悔しい気持ち、楽しい気持ちとありますが、よい思い出になると良いなと思います。

何かを一生懸命に頑張っていると応援したくなるので、私も応援してます!!

頑張ってください📣٩(ˊᗜˋ*)و🔥


本日は断熱と気密について

断熱材はどこまで行うの?気密は必要なの?

ある程度入っていたらいいんじゃないの?

友人と話しているとよく耳にすることがあります。

んーそうですね・・・

外周りの断熱材は最低でも柱の厚み分105〜120(mm)は欲しいです。

もし可能でしたら柱の断熱材plus付加断熱ですよね!

外壁に断熱材50〜100(mm)をplusで取り付けたいです。

なぜ、断熱材を取り付けるのか??

それは熱橋をなくすこと、保温性を高めること

※熱橋とはヒートブリッジともいい、部材の接合部に生じる隙間であり、そこから熱を伝えてしまう箇所。冬はその隙間から熱が逃げるため結露することになります。

断熱施工を曖昧(不十分)にすると『内部結露』という壁の中で起こってしまい気がつくことが出来ないという事が起こりえます。

そうなるとカビなどが発生してしまう影響が・・・

断熱施工は完成後見えなくなる箇所かもしれない。

確かにそうです。そうなのですが、こだわりたい箇所にもなりますよね!

地道にコツコツ行っていくと素敵なものができると思いませんか!?

『夏は涼しく、冬は暖かく』

1年を通して快適なお住まいで健康になる家づくり

気密でも同じことが言えます。

どこまで隙間をなくすことができるのか?

気密テープ、コーキング、発泡ウレタン、躯体パッキンなどを用いて限りなく隙間を埋めていく。

冷暖房を付けていても気密性がないと光熱費が高くなってしまうと言ったことがあります。

気密も手間をかけた分だけ性能は良くなります。

どこで気密を得るのか?全て隙間を埋めていくので換気計画もしなければなりません。

どこから空気を取り入れて排出するのか?

高気密高断熱というのは簡単ですが、計画と性能としてカタチにしていきたいですね!


今回はそんな断熱と気密が完成後、見えなくなってしまう所をご紹介したいと思います。

まずは床下からです。

外周りに面している箇所910mmまでには100mmの断熱材を取り付け床下全体には50mmを施工していきます。

まぁまぁ、敷くのは分かるよ。当たり前?じゃん

では、断熱材を敷いてジョイントやほんの少しの隙間に発泡ウレタンを吹いて隙間を限りなくなくしています。と言われるといかがでしょうか?

床束の周りにはドーナツ🍩のように膨らんでいるウレタン施工がしてあります。

ここまで行うと手間は掛かってしまいますが、性能として体感として『快適なお住まいに』なります!

室内に取り付ける壁の断熱材は、SWという規格の物をはめ込んだり加工して取り付けています。

※SW➜スーパーウォールパネル

室内は断熱材が取り付いていて、外はパーチクルボードという(壁)パネルになっています。


壁パネルには釘を打つ箇所に印があるので、そこに釘打ち機で1本1本打っていきます。

※場所により倍率が異なるので釘のピッチは異なります。

高圧の空気で打っていくので釘がめり込みすぎてしまいやすいですが、少し頭が出るようにして最後に玄翁でパネルと釘頭が面になるよう打ち込んでいくという作業になります。

この作業は釘をひたすら打ち込むので筋トレになりますね。

パネルと躯体の柱には、制震テープを取り付けて耐震・制震性能を高めることができます。


スーパーウォールについてはもっと詳しく知りたいなぁという方は下記をクリックしてください。

SWについては、こちらをクリックしてください♪

※LIXILのSWページへいきます。


断熱材の周りにほんの少し隙間ができてきます。

このような箇所から空気が漏れて(出入り)しまうので、隙間という隙間を気密処理!!

気密テープ・コーキング・ウレタンなどを使用して、隙間がないよう2回、3回と周りながら確認をしています。

強くお伝えしたいのが『断熱は気密とセット』ということですね!!

この他にも指定されている金物が取り付けられているのか?チェックをします。

ホールドダウン、オメガコーナー、アレントコーナー、スリムビルトなど図面と照らし合わせながら一つ一つ確認していきます。

お住まい1棟に使われる金物は多々あります。

あとから見えなくなってしまう箇所なので写真を取ってデータとしてまとめておきます。

完成後、全てきちんと金物が取り付けられていますよ。という証拠にもなりますからね。

躯体を接合する際に使用するボルトでも取り付けミスはないのか?ボルトは3山以上あるのか?確認していきます。

構造の柱や梁など図面と間違いはないか?面材(耐力壁)を留めている釘の間隔など細かなところまで厳しく確認して頂いて”合格”を貰わないと次の工程に進める事が出来ませんのでドキドキです。

金物よし!締め忘れもない!

柱の位置、寸法もよし!

耐力壁などの釘のピッチよし!

指定された断熱施工よし!

一つ一つする確認ことで安心ですね!

改修工事ばかりではなく、新築の家づくりについても多くご紹介していきたいと思います!


本日もブログをご覧くださいましてありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です