ウォークインクローゼットは自分にとっての最善か

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

私は夜空が好きなのですが、昨晩も綺麗な星空で心が癒されました。満月よりも三日月が好きです。笑っている様に見えるので🌙

本日は私が生活の中で感じたことです。

私はこれまでに3回ほどの引っ越しを経て、広さも間取りも様々な家を経験しました。3回目は最近の事になるのですが自分にとって何が不便か、どんな家だったらいいなというのをすごく考えるようになりました。

一つ目は、水回りの開き扉が使いにくい!

引き戸であれば開けておくと邪魔にならないのですが、開き戸は開けておいても邪魔になります。いっそのこと扉を外してしまいたいくらいです。私は生活感を見られるのが恥ずかしいタイプではないので、もし自分が家を建てるなら極力水回りの扉は無くしたいです。(その代わりきちんと収納できるようにというのが条件)

トイレも、海外の洗面脱衣所の中にあるタイプ ↓ ↓ ↓ も悪くないと思い始めるところまで来ています。

Chiocca Designトイレ・洗面所の写真はこちら – Houzz

トイレの周りが広くて掃除がしやすそうですし、綺麗にしておこうという向上心が芽生える気がします。(綺麗にすることを向上心と言っている時点で先は長そう)

二つ目は一つ目の派生ですが、扉付きのクローゼットが使いにくいと思ってしまいました。

ウォークインではなくて、賃貸でよくある ↓こんな風に開くクローゼットです。

収納生活 NANKAI収納・クローゼットの写真はこちら – Houzz

私は今までは自分の部屋に 箪笥 ドン!ハンガーラック ドン!という感じで生活していたので、扉を開いてカラーボックスを開いて、というのが面倒に感じます。箪笥生活の方が長いので比較するのは早いかもしれませんが、箪笥の良さ(使いやすさ、 収納量 、長年の愛着)を見直しています。

そしてこのクローゼットの扉も外したい病にかかっています。もしも隠したい時が来た時の為にロールカーテンくらいがいいかもしれません。

最近は寝室から入るウォークインクローゼット、もしくは洗面とつながるウォークインクローゼットといった、服・その他いろんなもの をまとめてしまえる収納部屋というのをつくる事が多いですし、人気です。

私はまだウォークインクローゼットの生活はしたことが無いのですが、一度囲われた部屋(ウォークインクローゼット)に入って服を選ぶというのが、自分に合っているかはもう少し暮らしの想像や体験が必要かもしれません。

世間の最適解とされるものがお客様の暮らしに合うかどうかは要検討です。

折角の注文住宅、自分の暮らしに寄り添う家をつくるためには、いろんな建築会社を見たり、写真を見たり、その上で自分を研究することも大切な家づくりの道中ですね。

そういえば、自分で洗濯機を回して洗面物を畳むようになると、洗面脱衣の中に洗濯物を畳むカウンターと収納があるといいな~~と毎日思うようになりました。

家事をするようになると毎日忙しく、そして家の色んな事に気が付くようになりました。

やはり人間はいろんな体験が必要ですね。

暮らしの実体験は出来ませんが、凰建設で建てさせていただいた完成したお家をご覧いただける完成内覧会も予約受付中です!

開催日:11/6(土)、7(日)

場所:岐阜市内(ご予約いただいた方に案内図をお送りします)

自然素材の家の住み心地、無垢のフローリングの気持ちよさ、そして寒い冬の過ごしやすさ(暖かさ)、これらは写真ではなかなか伝えるのも難しく、数字を聞いても良く分からない所。

是非体験しにお越しくださいませ♪

ご予約はこちらから♪ →→→ 完成内覧会申込書フォーム

冬でも寒くない、高気密高断熱の家づくりのはじめの一歩

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

最近朝は少し冷えるようになってきましたね。たまに冷たい風にあたると、今年も冬がくるのかと憂鬱になります。(なお21回目の冬)

高気密高断熱のお家に住む森専務は、いつもお客様に冬の朝に【寒くて】布団から出られないというのがなくなりますよというお話をしています。

先日OB様のお宅に訪問した際に、同じことをおっしゃっているのを聞いて、完成前に聞いていた夢のような、まだちょっと半信半疑のような生活がきちんと実現して、満足を得られるのは良い家づくりだなあと実感しました。

それでも暑い、寒いの感覚は人それぞれです。人より暑がり、寒がりという自覚がある方は多いですが、何度以上で暑いと感じる、寒いと感じるというのを把握している方はそうそういません。

日常生活でそこまで温湿度計を気にしているのは私の上司くらいです。

ですが、そこをご自身で把握して設計者に伝えられると、住んでからの【思っていたより】暑い、寒いというのをなくせます。

資金計画をきちんとすることと同じですね。数字できちんと示すこと。暑くない、寒くない家で生活したい!と家づくりを始められた方は、まずは温湿度計をこまめに見る癖をつけてみましょう♪

岐阜の木の住まい「平屋特集」

本日はOB様のお家に伺い、「岐阜の木の住まい」という雑誌の平屋特集の取材の立会をしてきました!

O様、快く取材を引き受けて頂きありがとうございます!

工事中の現場やお引渡しの際の真っ新なお家はよく見ていますが、家具や荷物が入って実際に暮らしているお家を見させていただくのは初めてでした!

玄関を開けた瞬間、生づくりのいい香りが♪

魅せる収納、隠す収納を併用したり、奥様のセンスが光る植物がたくさんあったり、とても素敵な暮らしを見せて頂き幸せな気持ちになりました。

取材の様子を見守りながら、お施主様のこだわりや思いを聞くことができ、

トイレの窓一つにも、設計者の意図だけではない、お施主様の想いがあるのだと感動しました。

お施主様の想いがある注文住宅はやはり素敵ですね!

雑誌の完成が楽しみです♪

ちなみに巷で話題の佐藤の窓、実はこのお家が日本初施工なのです…!

平屋の施工事例はこちらから↓

無垢の杉は暖かい(?)

「杉の床は気持ちいいですよ~!」

「柔らかくてあったかいですよ~!!」

って言われた事、ありませんか?自然素材の家がいいなあといろんな建築会社さんを巡っておられる方でしたら一度はどこかで聞いているでしょう!

杉の床が柔らかいのは分かる。言いたいことは分かる。でもなぜ柔らかいから、暖かく感じるのか?ずっと疑問だったので調べてみました。

木材は、広葉樹と針葉樹がありますね。

別の呼び方で、広葉樹はハードウッド、針葉樹はソフトウッドとも呼ばれます。

ハードウッドは、ナラ・カバ・クルミ・メープル 等です。

ハードウッドは繊維が細かく密になっていて、硬い(ハード)のが特徴です。

硬いので傷が付きにくいということで、最近は凰建設でもナラなんかを選ばれる方も増えています。

逆にソフトウッドは、杉・桧・パイン等、繊維が同一方向を向いていて密ではなく、柔らかい(ソフト)のが特徴です。

ソフトウッドの方が繊維が密でないので、空気層が多いです。この空気をたくさん含んでいるというのが、ハードウッドに比べてより暖かく感じる理由だそうです!

(空気は熱伝導率がとても低く、熱を伝えにくい物質です。例:【乾燥空気0.0241W/m・k】【グラウウール0.036W/m・k】)

杉は柔らかいから傷が付きやすいという理由で懸念される方も多いですが、これから何十年もそこで暮らし、子育てをしていく中で家に傷が付かない事はあり得ませんのであまり気にし過ぎないのが良いと思います!モデルハウスの床も岐阜県の杉を使っています。よく見ると傷だらけですが、敢えて節のあるものを使っているのであまり気になりません!(笑)

家は建てて完成ではなくそこから始まります。完璧を求めすぎるのも違うのかもしれませんね。

ここからは余談ですが、ハードでもソフトでも、無垢のフローリングはさらっと感がとても好きです。

自宅の合板フローリングのぺたぺたと比べると、歴然の差です。木目調だからってなんでもいいわけではありません。

どちらも体験してみると、違いも、自分の求めていることも、より分かってきますよね。色々見て、体験して、比較してみてください♪

K様邸お引渡しです♪

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

本日は池田町でお引渡しをさせて頂きました!K様おめでとうございます!

モスグリーンのガルバの外壁は田んぼ道にも馴染み優しい雰囲気のお家で、まさにお施主様のためのお家だなあと感じました。

自身では、1/100のA3サイズで見る寸法と実際の使い勝手や空間の感じ方に注目して、少し中を見させていただきました。

寸法をなんとなく身体で分かっているつもりでしたが、図面を見ていると若干狭いのかなと思っていたスペースが逆に使い勝手が良い寸法であったり、居心地のよさそうな空間になるという事が体感できました。

ロフトへ上がる階段の下-ワークスペース-

天井高さについても、梁下で190㎝程度のお部屋がどんな風に感じるのかというのを身に着けてきました。

今の時代の家づくりは、なんでも広ければ良いというものではなくなってきています。ですが一生に一度の家づくり、もっと広い方がいいのでは、もっともっと、と心配になると思います。

コロナ禍ですので、打ち合わせ中のお客様と一緒にOB施主様のお家訪問をさせて頂いたりというのは難しく、空間のイメージを具体的につかめる場がモデルハウスしかありません。

自分の感覚を磨いて、適切なご提案ができるような設計士になっていきたいと思います!

ぼーっとしたい時

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

私は寝る事が大好きというか、なぜか家では身体を起こしていられないので、ほぼずっとベッドに居ます。なのでベッドから手の届く範囲がとても充実しています。

最近私は最高の寝床を見つけてしまいました…

見覚えのある方もみえるかもしれませんが、ここはパッシブモデルハウスのロフトです!!

森島的心地よいポイント

1. 言わずもがな快適な温湿度
 今までの家では、ロフトは暑くて使えない、階段を上るにつれて暑くなるといった印象や経験があるかと思います。こちらのロフトでは、ロフト部屋とはいえ目の前にエアコンがあるから暑くないのだろうと思われるかもしれませんが、実はこれは家の性能のおかげなのです!このモデルハウスでは、屋根にも30㎝程の断熱材が入っていて熱から守られています。

2. この低さが丁度いい
 基本的にロフトの天井高さは1m40㎝までと聞いたことがある方もいるかもしれません。それ以上になると、一つの階とみなされ固定資産税に大きく影響してきたりします。聞いただけでは、自分の身長と比べて低すぎる!腰を曲げないと歩けない!と思われると思います。ですが、一度何も考えずに人ダメソファに座ってみましょう。とてもとても落ち着きます。よくよく考えれば家の中で自分の身長(158㎝)を最大で開放しているのって玄関、キッチン、洗面くらいなのではと気づいてきました。

3. 窓がない
 このロフト部屋自体には窓が付いていません。ただ、2階の各部屋や吹き抜けに面しているので他の部屋の窓から入る光がほんのり広がってきます。外との繋がりももちろん大事にしたいところですが、私的には外から見えない、クローズな空間がとても居心地が良いです。ただし、子ども部屋などしっかり個室として使う場合には窓は欲しいかもしれませんね。

私は謎に防犯意識が高く、窓の外の人影や外の音が必要以上に気になってしまうタイプなので、高気密高断熱で外の音も気にならず、ただひたすらぼーーっとできるモデルハウスのロフトが最強なことに気づいてしまいました…

エアコン一台で冷房や、温度差換気の相性も抜群で、 しかも坪数を増やさず自分の(子どもの)居場所を作れるのでとてもおすすめです。

ロフト最強説に気づいてしまったとは言え、私の寝床になっている訳ではありませんので、モデルハウスにご来場いただいた際は安心してロフトも覗いてみてください♪モデルハウスのご来場予約はこちらから! ↓↓

杉の外壁の8年後

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

本日は「処暑」だそうです。社長に教えて頂きました。いつもふらっと現れて色んなことを教えてくださいます。

処暑とは、1年間を24分割して季節を表す二十四節気の14番目の季節で、夏が過ぎる頃です。丁度昨日、事務所の隣の畑でたくさんのトンボが飛んでいて夏の終わりを感じていました。

さて突然ですが、凰建設のモデルハウスはいくつあるかご存知ですか?

おそらく多くの方が初めに来場されるのは、芥見南山の「パッシブモデルハウス」

次に生づくりの床(九州の飫肥杉を生づくり加工した床材)に興味を持っていただけた方には、上芥見の「生づくりの家」で実際に床の踏み心地の良さを体感していただいています。

生づくりの床(無垢材のさらっと感とでこぼこの加工が気持ち良いのです♪)

そして、、皆さんにあまり知られていないであろう、「スギバコスタイル」のモデルハウス。

これは金華の河原町に建っています。先日帰り道にふと、スギバコスタイルちょっとみて行こうかという気になって見てきました。(実は初めて)

内装も外装も岐阜の杉をふんだんに使用したモデルハウスです。

地産地消、「家づくりを通して地域を豊かに」というのは、凰建設のモットーの一つです。

これを見ると外壁の杉板の経年変化がよく分かります。

2013年頃の建てた当時がこんな感じ↑ 手前は無塗装の杉板、奥はサイデイングです。

それから8年後には↓こんな感じに。

無塗装の場合は、側面のシルバーグレーになり、そして手前の黒色に変化していきます。

どちらの面をみても、やはり軒の下だけ色の変化が全然違いますね。

しかし黒くなった杉板が腐っているということではないので、この自然素材の変化を良しとすれば無塗装の板貼りはノーメンテナンスでもいいですし、休日のDIYで張替ができるように作るのも一つの手ですね。

逆に劣化と感じる方の場合は、パッシブモデルハウスのように塗装をしておいて、5年~10年に1回塗り直しをするのが良いと思います。

それ以外には、最初から濃い色に変わった後の色にしておいてしまうというのもあります。

パッシブハウスプレミアムの認定申請中のお家の外壁がこのやり方でした!↓

エコ・ウッド・トリートメントという塗料を塗った杉の板張り

板張りの外壁、かっこいいですよね~
どんな風に変化していくのか、木は腐らないのか、、スギバコスタイルのモデルハウス見学も機会があれば是非お問い合わせくださいませ♪

各モデルハウスの見学はこちらから→→ 来場予約

家づくりに必ず役立つ情報はこちらから→→ 凰建設YouTubeチャンネル

設計のための調べもの(=^・^=)

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

私の普段の業務の一つに専務の書いた手書きの図面を、お客様に見て頂きやすいよう3Dで見れる図面を作るというのがあります。

現在は来年の夏ごろ、丁度1年後に着工のお客様の間取り打ち合わせがあります。

猫を飼われているお家なのでキャットウォークでも作ってみようと思い、猫のみなさんがどれくらい跳べるのか調べてみました。

平均的に125㎝~150㎝も跳べるんだそうです!身軽なイメージはありましたが、、猫の脚にそんなにもバネの力があるんですね!驚きました!個体差はあると思いますが、、

玄関を開けて猫ちゃんたちがいたら可愛いだろうと思って作ってみたりしています。

間取りが固まったら本格的に内外装の素材や色決めのお打合せに入っていきますが、

何かしらヒントになればいいな~と思いながら作り込んでます!

どのお家も、早くも完成が待ち遠しいです♪

岐阜県応急仮設住宅にて熱橋検査

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

先日岐阜県の応急仮設住宅へ、サーモグラフィーカメラを持って行ってきました!

岐阜県産の木材を使用した仮設住宅で、2~3人暮らしを想定した一般型と、福祉対応型の2棟が建っています。

一般型玄関ドア
一般型玄関ドア

室内はエアコンを付けていて冷え冷えですが、アルミの玄関ドアから外の熱気が伝わってきているのが分かります。

一般型トイレのサッシ
一般型トイレのサッシ

ここで使っているのはペアガラス・アルミサッシです。こちらも、ガラス部分よりアルミ枠から熱が伝わっていることが分かります。

壁は断熱材が入っていて熱の伝わりが無いですが、上の写真の赤くなり熱が伝わっている所が所謂【熱橋】というものです。

熱を橋渡しする、夏はクーラーを入れて部屋を冷やしていても、この熱橋から絶えず

38℃、39℃の外の熱が家の中へ入ってきます。

逆に冬は、せっかく暖めた室内の空気はこういったところから知らぬ間に逃げていきます。

なのでいつまでたっても冬は寒いのです。

弊社モデルハウスはというと…

こちらからご覧ください →→→ 熱の逃げ方比較

本日もご覧いただきありがとうございます!

そんなに違うの??と疑問を持たれた方は、是非一度体感してみてくださいませ♪

モデルハウス見学はこちらから →→ 来場予約

暑くないロフトだったら欲しいかも?

皆様こんにちは!凰建設の森島です。

先日プライベートで賃貸の内見に行ってきました。

玄関を開けたらすぐに階段、という部屋も見に行ったのですが、、

階段の途中からめっっっっっっ ちゃ暑い!!!

見事に階段の途中で温度が違いました。

最上階恐るべし、、でももしかして皆さんのご実家もこんな感じでしょうか?

実家にロフトがあったけれど、夏は暑くて暑くていられなかった。ロフトなんていりません!というお話も良く伺います。

実はそれは、家の断熱の問題です。

高気密高断熱、屋根にもしっかり断熱材が入っている凰建設の家ではロフトが暑いという事にはなりません。

例えばモデルハウスのロフトは、セカンドリビング的な感じで家具を置いたりしています。

基本的に床に座ったりゴロゴロして過ごすことを想定しているので、大人が背筋を伸ばして歩ける高さは必要ありません。むしろこもった落ち着く空間になっています。

その他に、旦那さんの書斎スペース、子ども部屋、もちろん物置でも。

高性能な家だからこそ、ロフトもいい感じに活用できるスペースになります!